【甲子園】2年生野手に注目!神村学園VS仙台育英のカギ握る?
この夏の甲子園(第105回全国高校野球選手権記念大会)も、残すところあと2日。4強が出そろい頂点をかけた争いが終盤を迎える。
4強に残ったチームでは、2年生の活躍が目立っている。特に神村学園(鹿児島)は中軸を担う選手が多く、初の4強入りの原動力ともなっている。
4強チームの主な2年生野手の成績は以下の通り。
神村学園6番・上川床 勇希 .600(15打数9安打)4打点
神村学園4番・正林 輝大 .421(19打数8安打)5打点
仙台育英3番・湯浅 桜翼 .389(18打数7安打)9打点
神村学園5番・岩下 吏玖 .333(12打数4安打)5打点
土浦日大7番・大井 駿一郎 .333(15打数5安打)2打点1本塁打
仙台育英6番・鈴木 拓斗 .308(13打数4安打)7打点1本塁打
慶應義塾4番・加藤 右悟 .300(10打数3安打)5打点
土浦日大1番・中本 佳吾 .143(14打数2安打)0打点
神村学園2番・増田 有紀 .000(11打数0安打)0打点
(打順は準々決勝)
神村学園では4番から6番までが2年生。すべて3割以上をマークし、14打点もたたき出している。4番の正林は20打席でまだ三振がない。4強の原動力であると同時に、準決勝のカギを握る存在となりそうだ。増田はまだ無安打だが、1本でれば波に乗る可能性はある。
対する仙台育英(宮城)も3番と6番が2年生。2人で16打点をマークし、鈴木は本塁打もマークした。神村学園に負けじと2年生パワーはさく裂している。
もう一方のカードでも、慶應義塾(神奈川)は4番、土浦日大(茨城)は1番と7番が2年生。土浦日大の大井は本塁打もマークするなど長打力を発揮している。こちらも2年生がカギを握るかもしれない。