6年ぶり出場のクラーク記念国際は、円熟味と力強さが増した右サイドと、3連発を記録した打線に注目

2023.08.04

新岡歩輝（クラーク記念国際）

この夏の甲子園（第105回全国高校野球選手権記念大会）に、2016年以来、7年ぶりの出場を決めたクラーク記念国際。目指すは悲願の甲子園初勝利で、率いるのは駒大岩見沢を甲子園に導いた佐々木啓司監督だ。

右サイドハンドのエース・新岡歩輝投手（3年）の投球スタイルは、阪神の青柳晃洋投手（川崎工科出身）を彷彿させる。円熟味と力強さが増し、140キロ前半の速球と多彩な変化球で北北海道大会決勝で完封勝利を挙げた。

打線では、打者としても高校通算17本塁打を記録する新岡に、強肩の麻原草太捕手（3年）も高校通算14本塁打の長打力があり、中村光琉内野手（3年）も高校通算10本塁打をマークする。この3人が北北海道大会準々決勝で3者連続本塁打を打ったことも話題になった。

投打に戦力が伸びてきたクラーク記念国際。果たして初勝利なるのか。

1 新岡歩輝投手（3年）
2 麻原草太捕手（3年）
3 中村光琉内野手（3年）
4 高木馴平内野手（3年）
5 吉田暁登内野手（3年）
6 髙橋歩希内野手（2年）
7 鈴木凰介外野手（2年）
8 安部政信外野手（3年）
9 山田陽紫外野手（2年）
10 田中聖人内野手（3年）
11 魚津颯汰投手（2年）
12 佐藤悠世捕手（3年）
13 竹村海翔内野手（3年）
14 宇都尊陽外野手（3年）
15 堀川塁斗内野手（2年）
16 八木展叶外野手（3年）
17 児玉旭陽外野手（2年）
18 辻田丞投手（1年）
19 阿部翔太朗投手（1年）
20 中田壮謙捕手（1年）

この記事の執筆者: 田中裕毅

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