試合レポート

隼人工vs明桜館

2023.07.06


先発全員安打、19安打で打ち勝つ・隼人工

<第105回全国高校野球選手権鹿児島大会:隼人工13ー1明桜館(5回コールド)>◇5日◇1回戦◇平和リース

 隼人工は先発9人が全員安打、計19安打の猛打を浴びせ、5回コールド勝ちした。

 立ち上がり、3番・中野 航締(3年)の右前適時打、4番・唐仁原 光希(1年)の中越え二塁打、5番・山下 珀人(1年)の左前適時打、中軸トリオの3連続適時打で3点を先取し、打線が勢いづいた。

 3回は無得点だったが4回には6番・下園 大和(1年)の左越え二塁打、7番・中濵 海晴(3年)の右前適時打で2点を追加。5回には8安打を集中し、打者11人で7得点のビッグイニングで勝機を大きく手繰り寄せた。

 2年生5人で、これまで合同チームで出場していた明桜館は、1年生6人の加入で単独出場が叶った。隼人工の猛打の前に劣勢を強いられたが4回、4番・迫 亮摩(2年)が内野安打、5番・松下 侑世(2年)が右前打と、連打で一、三塁と好機を作り、暴投で意地の1点を返した。

取材=政 純一郎

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【宮崎】日章学園、富島、小林西などが初戦を突破<県選手権大会地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?