隼人工vs明桜館
先発全員安打、19安打で打ち勝つ・隼人工
<第105回全国高校野球選手権鹿児島大会:隼人工13ー1明桜館(5回コールド)>◇5日◇1回戦◇平和リース
隼人工は先発9人が全員安打、計19安打の猛打を浴びせ、5回コールド勝ちした。
立ち上がり、3番・中野 航締(3年)の右前適時打、4番・唐仁原 光希(1年)の中越え二塁打、5番・山下 珀人(1年)の左前適時打、中軸トリオの3連続適時打で3点を先取し、打線が勢いづいた。
3回は無得点だったが4回には6番・下園 大和(1年)の左越え二塁打、7番・中濵 海晴(3年)の右前適時打で2点を追加。5回には8安打を集中し、打者11人で7得点のビッグイニングで勝機を大きく手繰り寄せた。
2年生5人で、これまで合同チームで出場していた明桜館は、1年生6人の加入で単独出場が叶った。隼人工の猛打の前に劣勢を強いられたが4回、4番・迫 亮摩(2年)が内野安打、5番・松下 侑世(2年)が右前打と、連打で一、三塁と好機を作り、暴投で意地の1点を返した。
取材=政 純一郎