試合レポート

柏陵VS大多喜

2023.07.11


打線も繋がり7得点!エース・小林は3失点の完投勝利

 

〈第105回全国高校野球選手権千葉大会:柏陵7ー3大多喜〉♢11日♢2回戦♢千葉県総合スポーツセンター

 

 柏陵は序盤の2回に5安打などで一挙5点を取り、大多喜にその後3失点されるも中盤で追加点を重ね、7対3で快勝した。

 

 柏陵の先発は小林 羅琉投手(3年)、大多喜西尾 拓真投手(3年)と互いにエース対決となった。

 

 柏陵は2回に7番・今井 俊輔外野手(3年)と8番・成川 雄理外野手(3年)、1番・志田 和磨内野手(3年)の中前安打3本と、2番・渡部 洋介捕手(3年)の右前安打、3番・鈴木 友瀬内野手(3年)の右越え二塁打などで一挙5点を奪った。

 

 さらに3回にも1点を追加するも、その裏の守備では失策と安打が絡み2点を奪われる。

 

 4回には3番・鈴木の犠飛で1点を挙げる。

 

 柏陵の先発・小林は毎回ランナーを背負うもゴロの山を築いて3失点完投勝利を挙げた。小林の投球に小成 努監督は「毎回ランナーを背負う苦しい展開でしたが、いつも通りの打たせて取る投球で守備からリズムを作ってくれました」と語る。

 

 打撃では「2回の5点だけではなく3回と4回にも追加点が取れたことは良かった。後半はあと一本が出なかったので後半の粘り強さを次の戦いでは発揮したい」と次の戦いに向けて意気込んだ。

 

 エース・小林の投球がどこまで通用するか、次の対戦でも注目して見ていきたい。

 

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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