樟南vs鹿屋中央
集中打で一挙9得点・樟南<鹿児島NHK旗>
<第65回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会: 樟南13-2鹿屋中央(7回コールド)>◇30日◇準決勝◇平和リース
立ち上がり、鹿屋中央は2死二、三塁から5番・松原 琉輝(3年)が右前2点適時打を放って幸先良く先手をとる。
2回裏、樟南は1死満塁から9番・楢﨑 賢翔(2年)の左前適時打を皮切りに打線が火を噴く。1番・茶園 将太(3年)の右前2点適時打で逆転に成功。4連続適時打を浴びせるなど、打者13人で8安打を畳みかけ、外野のエラーなどもあり、大量9得点のビッグイニングを作って主導権を握った。
樟南打線の勢いは止まらず、3回にも2死から3連打を浴びせ、4番・坂口 優志(2年)の左前適時打で2点を追加。5、6回にもダメ押し点を挙げた。
先発した左腕エース新藤 侑芯(2年)は尻上がりに調子を上げ、2回以降は追加点を許さず、7回コールド勝ちした。
(取材=政 純一郎)