News

筑後リバーズが春の日本一!21年決勝カードを制して全戦0封勝利飾る

2023.03.28

筑後リバーズが春の日本一!21年決勝カードを制して全戦0封勝利飾る | 高校野球ドットコム
優勝した筑後リバーズ

 ポニーリーグの第7回全日本選抜中学硬式野球大会は27日、準決勝2試合、決勝の計3試合が開催され、筑後リバーズが春の日本一に輝いた。

 午前中に開催された準決勝、第1試合では佐賀ビクトリーが沖縄ダイヤモンドを9対1で下した。初回に佐賀ビクトリーが5番・溝口 童夢外野手(3年)の犠牲フライなどで3点を先取。その後も点数を積み重ねていき、沖縄ダイヤモンドを破った。

 2試合目では筑後リバーズと市原ポニーが対戦し、5対0で筑後リバーズが勝利を手にした。3回に1点をつかんだ筑後リバーズは、4回に2番・仁田原 光統内野手(3年)のヒットに、相手野手のミスなどで一挙4点。試合の主導権を握り、決勝進出を果たした。

 午後の決勝戦を戦った筑後リバーズと佐賀ビクトリーは、21年の大会も決勝で戦っている対決。九州勢同士の一戦は3回に4番・山田 幸聖外野手(3年)の適時打などで4点を記録。このリードを守って、筑後リバーズが頂点に立った。

 なお今大会の最優秀選手として、筑後リバーズ・福﨑 謙士投手(3年)が選出されるなど、個人タイトルも表彰された。今後は日本代表のセレクション、さらに6月にはアジア大会など、ポニーならではの「世界」との戦いも待っている。そして、そのあとには全国大会が控える。さらなる活躍を見せる意味でも、各チームが再び力をつける日々を送る。

<27日の結果>

【準決勝】
佐賀ビクトリー9-1沖縄ダイヤモンドポニー
筑後リバーズ5-0市原ポニー

【決勝】
筑後リバーズ4-0佐賀ビクトリー

<最優秀選手>
福﨑 謙士(筑後リバーズ)

<優秀選手>
福地 海誠(佐賀ビクトリー)

<殊勲賞>
星野 友哉(市原ポニー)
上原 世那(沖縄ダイヤモンドポニー)

<敢闘賞>
田中 徠翔(福岡フェニックス)
仲宗根 翔太(沖縄中央ポニー)
天久 将杜(沖縄本部ポニー)
秋谷 賢芯(愛知木曽川BBC)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.21

いまも3人が現役で奮闘中! 200勝達成したダルビッシュの同期生

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?