世代No.1投手、評価急上昇の遊撃手など、今年の神宮を彩ったベストナイン!
山田 脩也、前田 悠伍、真鍋 慧
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大阪桐蔭(近畿・大阪)の大会初の連覇で幕を閉じた第53回明治神宮野球大会。今大会を盛り上げた多くの選手たちを紹介する意味でも、1校2人までというルールでベストナインを作ってみた。
前田 悠伍(2年=大阪桐蔭)
今年の高校生No.1左腕。実績はもちろんだが、仙台育英(東北・宮城)戦での161球完投、広島広陵(中国・広島)戦での1点差死守の好リリーフなどの能力に加えて、優勝までのストーリーも見せてくれた。今大会中、インターバルでは、これまで活躍した選手たちの映像がビジョンに映っていたが、数年後、「大会を彩った好投手編」として取り上げられそうな活躍ぶりだった。
北島 蒼大(2年=東海大菅生)
努力で勝ち取った強打の捕手。今大会でも本塁打を放ち、成長した姿を示した。
一塁手 真鍋 慧(2年=広島広陵)
真鍋 慧(2年=広陵)
今大会で2本塁打を放つなど、その打撃は圧巻だった。野球ファンを唸らせたパフォーマンスを見せたとして一塁手としては文句なしの選出。
中村 騎士(2年=東邦)
前田 悠伍投手(大阪)から、圧巻の本塁打を放った。速球に対してもしっかりとコンタクトできる打撃技術に加え、高い守備力もあり、魅力的な逸材だ。
岸本 真生(2年=大阪桐蔭)
初戦の東邦(東海・愛知)戦で痛烈なフェンス直撃の長打を記録。そして球際に強い三塁守備も魅力的だ。今年の大阪桐蔭の野手はスラッガーは多いが、守備力が低い印象がある。そのなかで岸本の守備には安心感がある。
山田 脩也(2年=仙台育英)
安定感抜群の守備に、コンタクト力が高い打撃と、攻守ともに冴えていた逸材。今回の神宮大会のパフォーマンスでドラフト候補として注目することを決めた。
知花 慎之助(2年=沖縄尚学)
仙台育英(東北・宮城)戦の2打席連続二塁打で度肝を抜かれた。好投手に対しても全く振り負けない打撃能力、高い守備力がある。今年、出場した外野手で最もワクワクさせられた。
水野 伸星 (1年=北陸)
バットコントロールが長けた左の巧打者。快足を飛ばして、次々と安打と長打を記録した。
百々 愛輝(1年=英明)
まだ1年生だが、打撃技術が高く、広角に長打が打てる。脚力もあり、守備力も水準以上。攻守の技術は高く、フィジカルを強化すれば、四国地区屈指の巧打者へ成長する可能性がある。
(文=河嶋 宗一)