News

森下瑠大がDeNAに4位指名 京都国際は4年連続で高卒プロ輩出

2022.10.21

森下瑠大がDeNAに4位指名 京都国際は4年連続で高卒プロ輩出 | 高校野球ドットコム
京都国際・森下 瑠大

森下瑠大がDeNAに4位指名 京都国際は4年連続で高卒プロ輩出 | 高校野球ドットコム速報ページはこちら
【指名一覧】2022年ドラフト会議 特集サイト

森下瑠大がDeNAに4位指名 京都国際は4年連続で高卒プロ輩出 | 高校野球ドットコムプロ志望届提出者一覧
高校生154人
大学生187人

森下瑠大がDeNAに4位指名 京都国際は4年連続で高卒プロ輩出 | 高校野球ドットコム一覧
上位指名予想・イチオシ候補リスト
2022年高校生ドラフト候補リスト
2022年大学生ドラフト候補リスト
2022年社会人ドラフト候補リスト
2022年独立リーグドラフト候補リスト
2022年引退者・退団・戦力外リスト

 10月20日に行われた「2022年プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」。高校生トップクラスの左腕と称される京都国際(京都)の森下 瑠大投手はDeNAから4位指名された。京都国際からの高卒プロ入りはこれで4年連続となる。

 京都府福知山市出身の森下は1年秋からエースとして活躍。一昨年秋の近畿大会で4強入りの原動力となり、甲子園初出場の立役者となった。新型コロナウイルスの集団感染で出場辞退となった今春を除いて通算3度の甲子園出場。最速143キロの直球にスライダーやチェンジアップなど多彩な変化球を自在に操る。

 今春に左肘を痛めていたが、小牧憲継監督によると、11球団から調査書が届いており、2、3位評価をしている球団も複数あったという。

 ところが、ふたを開けてみれば、門別 啓人投手(東海大札幌)や森山 暁生投手(阿南光)といった高校生左腕の名が先に呼ばれ、森下の名前はなかなか呼ばれない。そんな中、4巡目が後半に差し掛かったところでDeNAが森下を指名。チームメートから拍手で祝福され、森下は安どの表情を見せた。

「とにかくホッとしている気持ちです」と率直な気持ちを語った。プロ野球選手になることを目指して京都国際に入学して努力を続けてきた成果が報われる形となった。

 DeNAには今永 昇太投手(北筑出身)や濵口 遥大投手(三養基高出身)など球界を代表する左腕が多く所属している。「競争が激しくなると思いますが、そこで生き抜けるように頑張りたいと思います。球界を代表する投手になるのが目標です」と力強く語っていた。

 目標とする投手はソフトバンクの和田 毅投手(浜田高出身)。「年を重ねても球速をアップさせたり、勝利を取れるところが凄いことだと思います。長い年数しっかりと勝ち切れることを目標にしたい」と話していた。

 また、DeNAからドラフト1位で指名された松尾 汐恩捕手(大阪桐蔭)とは甲子園出場記念タオルを交換する仲であり、数日前にもLINEで「一緒になりたいな」といった内容のやり取りをしていたそうだ。気心の知れたバッテリーでベイスターズの黄金時代を築いていくことを期待したい。

「自分の強みは球速以上に感じるストレートと変化球をどのコースにも投げられるのが一番の強みなので、そういうところでプロでも勝負していきたいと思います」と自身の強みを語った森下。プロで1年間戦える体を作れば、先発で2ケタ勝利できるだけの能力はある。三浦大輔監督の下で才能を開花させてほしい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.22

【宮城】仙台育英は逆転勝ち、聖和学園が接戦を制して4強入り<春季県大会>

2024.05.23

春季関東大会でデビューしたスーパー1年生一覧!名将絶賛の専大松戸の強打者、侍ジャパンU-15代表右腕など14人がベンチ入り!

2024.05.22

【北信越】帝京長岡の右腕・茨木に注目!優勝候補は星稜、23日に抽選会

2024.05.22

【愛知・全三河大会】昨秋東海大会出場もノーシードの豊橋中央が決勝進出、147キロ右腕・内山など投手陣に手応え!名指導者率いる三好も期待の 1、2年生が出場

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.04.23

床反力を理解しよう【セルフコンディションニングお役立ち情報】

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?