News

【動画】軟式U-15、山梨学院元主将は準硬式で奮闘中 逸材が語る大学準硬式野球の世界観

2022.03.14

 2020年のドラフトで西武にドラフト5位で指名を受けた大曲錬投手(西日本短大付出身)。大学時代は準硬式野球で4年間を過ごした異色の経歴の持ち主として注目を集めたが、今も多くの逸材たちが大学準硬式野球の世界でしのぎを削りあっている。

 その世界にいるのが、中央大・功刀史也内野手(山梨学院出身)だ。
 中学時代は軟式のU-15代表に選出された逸材であり、山梨学院(山梨)では甲子園を3度経験。特に最後の1年間は主将としてチームの顔として、まとめ上げてきた。

 硬式野球の世界に飛び込むことも十分考えられるだけの実力と、経歴を持っているが、準硬式野球の世界で現在は奮闘している。

 「中学時代は軟式だったこともあるので、違和感を覚えたのは最初だけでした」と準硬式野球をやることに大きな壁を感じることなく早くから順応してきたが、準硬式野球だからといって硬式と変わらぬレベルの高さがあることを感じていた。

 「プレーのレベルはもちろんですが、考え方も硬式と遜色はありません。だから硬式と何も変わらないのが準硬式のいいところだと思います」

 また、準硬式野球は文武両道を大事にする精神があるが、功刀は「勉強にしっかりと打ち込みながら、時間を作り出して野球に打ち込んでいくところも魅力だと思います」と身をもって準硬式野球ならではの特色を感じ取っているようだ。

 功刀のいる中央大の初戦は17日だが、どんなプレーを見せてくれるか。準硬式野球で成長した功刀の姿を見せることを楽しみにしたい。

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】白鷗大足利・昆野が最速152キロを計測!前橋商の剛腕・清水はまさかの5失点…。チームもコールド負け!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?