News

「ハマの4番」牧秀悟が大ブレーク おかわり3世・渡部健人など飛躍近く年男スラッガーたち

2022.01.02

「ハマの4番」牧秀悟が大ブレーク おかわり3世・渡部健人など飛躍近く年男スラッガーたち | 高校野球ドットコム
渡部健人内野手と牧秀悟内野手

 2022年に年男を迎えることになる1998年世代。多くの選手が24歳という節目の年のシーズンを戦い抜くべく準備を続けているが、今回は年男となった野手たちを見ていきたい。

 ルーキーイヤーの2021年に強烈なインパクトを残したDeNA・牧秀悟内野手(松本第一出身)は、年男になった。新人王獲得には至らなかったが、新人特別賞に選出されるなど確かな実力を示した。2年目はどういった結果を残すのか。活躍に注目が集まる。

 セ・リーグを見渡すと、2021年シーズンに花開いたのが広島・坂倉将吾捕手(日大三出身)だろう。打率.315という成績を残し、リーグ全体2位の好成績をマークした。広島の正捕手として、年男の坂倉が攻守で牽引していきたいところだ。

 気になる阪神・佐藤 輝明内野手(仁川学院出身)は1999年生まれのため、年男は2023年だが、同期入団の榮枝裕貴捕手(高知高出身)が年男になる。他にも大学時代に日本代表を経験したヤクルト・元山飛優内野手(佐久長聖出身)などがいる。

 パ・リーグでは「おかわり3世」の愛称で親しまれる西武・渡部健人内野手(東京日本ウェルネス出身)が年男になる。さらに渡部の同期・若林楽人外野手(駒大苫小牧出身)、さらに新庄ビッグボスが指揮取る日本ハム・五十幡亮汰外野手(佐野日大出身)の次世代のスピードスターコンビも24歳のシーズンとなる。

 また高校時代に注目を浴びたソフトバンクの強打の捕手・九鬼隆平捕手(秀岳館出身)1998年生まれだ。これまでで10試合出場と1軍の経験は浅いが、ブレークのきっかけをつかめるか。

 多くの年男が、2022年に飛躍を目指すことになる。若きスラッガーたちの奮闘が球界の活性化に繋がることを期待したい。


【投手】
・ヤクルト
寺島成輝投手(履正社出身)
長谷川宙輝投手(聖徳学園出身)
木澤尚文投手(慶應義塾出身)
丸山翔大投手(小倉工出身)

・阪神
佐藤蓮投手(飛龍出身)
浜地真澄投手(福岡大大濠出身)
村上頌樹投手(智弁学園出身)
才木浩人投手(須磨翔風出身)
岩田将貴投手(九産大九州出身)

・巨人
平内龍太投手(神戸国際大附出身)
山崎伊織投手(明石商出身)
堀岡隼人投手(青森山田出身)
太田龍投手(れいめい出身)
山本一輝投手(東郷出身)
奈良木陸投手(広島府中出身)
山崎友輔投手(玉野商出身)

・広島
高橋昂也投手(花咲徳栄出身)
アドゥワ誠投手(松山聖陵出身)
森浦大輔投手(天理出身)

・中日
藤嶋健人投手(東邦出身)
森博人投手(豊川高出身)
近藤廉投手(豊南出身)

・横浜
入江大生投手(作新学院出身)
京山将弥投手(近江出身)
石川達也投手(横浜高出身)

・オリックス
山本由伸投手(都城高出身)
中川颯投手(桐光学園出身)
榊原翼投手(浦和学院出身)
山﨑 颯一郎郎投手(敦賀気比出身)
宇田川優希投手(八潮南出身)

・ロッテ
種市篤暉投手(八戸工大一出身)
鈴木昭汰投手(常総学院出身)
小沼健太投手(東総工出身)
佐藤奨真投手(関東第一出身)

・楽天
藤平尚真投手(横浜高出身)
早川隆久投手(木更津総合出身)
高田孝一投手(平塚学園出身)
内間拓馬投手(宜野座出身)
高田萌生投手(創志学園出身)

・ソフトバンク
中道佑哉投手(野辺地西出身)
千葉経大附中村亮太投手(千葉経大付出身)

・日本ハム
河野竜生投手(鳴門出身)
立野和明投手(中部大一出身)
堀瑞輝投手(広島新庄出身)
齊藤伸治投手(習志野出身)
高山優希投手(大阪桐蔭出身)

・西武
今井達也投手(作新学院出身)
大曲錬投手(西日本短大付出身)
水上由伸投手(帝京三出身)


【野手】
・ヤクルト
古賀優大捕手(明徳義塾出身)
元山飛優内野手(佐久長聖出身)

・阪神
榮枝裕貴捕手(高知高出身)

・巨人
萩原哲捕手(日南学園出身)
前田研輝捕手(広島工出身)
喜多隆介捕手(小松大谷出身)
保科広一外野手(遊学館出身)

・広島
矢野雅哉内野手(育英出身)
坂倉将吾捕手(日大三出身)

・中日
石垣雅海内野手(酒田南出身)

・横浜
細川成也外野手(明秀日立出身)
山本祐大捕手(京都翔英出身)
牧秀悟内野手(松本第一出身)

・オリックス
佐野如一外野手(霞ヶ浦出身)

・ロッテ
小川龍成内野手(前橋育英出身)

・楽天
該当者なし

・ソフトバンク
九鬼隆平捕手(秀岳館出身)
佐藤直樹外野手(報徳学園出身)
緒方理貢内野手(京都外大西出身)

・日本ハム
古川裕大捕手(久留米商出身)
郡拓也捕手(帝京出身)
五十幡亮汰外野手(佐野日大出身)

・西武
渡部健人内野手(東京日本ウェルネス出身)
タイシンガーブランドン大河内野手(沖縄石川出身)
若林楽人外野手(駒大苫小牧出身)
静岡鈴木将平外野手(静岡出身)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.16

涙の甲子園デビューから大きくレベルアップ!前橋商の192センチの剛腕・清水大暉は、高速スプリットで群馬県大会19回1失点、22奪三振の快投!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

【秋田】夏のシードをかけた3回戦がスタート、16日は大館鳳鳴などが挑む<春季大会>

2024.05.16

U-18代表候補・西尾海純(長崎日大)、甲子園で活躍する幼馴染にむき出しのライバル心「髙尾響には負けたくない」

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?