巨人のスカウト部長が背負った「31」をつけるドラ3・赤星優志 番号に恥じない活躍に期待
日本大・赤星優志投手
2月からのキャンプに向け、各選手が自主トレを行い、新人は合同自主トレを通じて着々とキャンプの準備を進めている。セ・リーグ優勝、そして日本一を目指す巨人は先日メンバーの振り分けを発表し、エース・菅野智之投手(東海大相模出身)などがS班でスタートすることが決まっている。
2021年のドラフトで指名されたルーキーたちも振り分けられ、ドラフト3位・赤星優志投手(日大鶴ヶ丘出身)は2軍スタートとなった。
25日の新人合同自主トレで、ブルペンでピッチングをするなど、初めてのキャンプに向けて調整を進めている。その他の同期の投手たちもほとんどが2軍、もしくは3軍からのスタートとほぼ横一線で1年目が幕を開ける。
赤星は背番号31を付けることがすでに発表されている。過去に使っていた選手を見渡すと、松原聖弥外野手(仙台育英出身)や松本哲也氏(山梨学院大付出身)といった育成から這い上がった逸材や、高橋信二氏(津山工出身)、三原 脩氏(高松中出身)と野手では名選手が目立つ。
さらに投手陣で絞ってみていくと、現在スカウト部長としてチームに尽力する水野雄仁氏(徳島池田出身)。現役選手で言えば、畠世周投手(近大福山出身)がいる。
偉大な先輩たちが使っていた31番に恥じない投手となれるか。「ミスターコントロール」と呼ばれる右腕の1年目を楽しみにしたい。
(記事:田中 裕毅)