News

【巨人】坂本3500塁打、丸1500安打達成狙う、中島の2000安打なるか

2022.01.11

【巨人】坂本3500塁打、丸1500安打達成狙う、中島の2000安打なるか | 高校野球ドットコム
巨人・坂本勇人

 プロ野球界の2022年シーズンがスタートする。開幕は3月25日。2月1日のキャンプインから12球団が開幕に向けての準備期間に突入する。

 今季の見どころとして、今シーズン中に達成されそうな記録がある。今季はどんな記録がかかっているのか。各球団ごとに投手と野手に分けて紹介していく。

 今回は巨人の野手。実績のあるベテランが多いチームだけに、通算記録がかかる選手は多い。今季プロ入り22年目となる中島 宏之内野手(伊丹北出身)が過去54人が達成した偉業の2000安打に挑む。

 現在中島の通算安打は1899安打。あと101安打で名球会入りの2000安打達成となる。しかし、中島は巨人に移籍した19年から3年間は、8、83、49と、シーズン3ケタ安打を放っておらず、今季中の達成は大きなチャレンジとなる。オリックス時代の17年に123安打をマークして以来の数字が残せるか。中島にはその他、350二塁打(あと7)、250本塁打(あと42)、3000塁打(あと94)、1000打点(あと26)と達成可能な記録があるが、本塁打以外は、ここ数年の実績から十分達成できそうだ。

 今季16年目となる坂本 勇人内野手(光星学院出身)は、過去29人しか達成していない3500塁打まで153としている。プロ2年目の2008年から14年連続で150塁打以上をマークしているだけに、十分達成できそうだ。その他、1000打点まであと89打点としている。

 プロ15年目を迎える丸 佳浩外野手(千葉経大附出身)は、1500安打へあと41安打としている。さらにあと26本としている250本塁打に加え、300二塁打にもあと26本としている。ともに今季中の達成は十分ありそうだ。

 巨人移籍2年目となる中田 翔内野手(大阪桐蔭出身)にも、過去44人達成の300本塁打がかかる。達成までは36本が必要だが、昨季は7本しか放っていない。今季中の達成にはキャリアハイの31本以上の活躍が必要となる。その他、あと5試合の1500試合出場は可能だろうが、1500安打(あと135)、1000打点(あと43)についても完全復活が条件か。

 昨季セ・リーグで本塁打王、打点王の「2年連続2冠」に輝いた岡本 和真内野手(智辯学園出身)は150本塁打まであと15本、500打点までは90打点で、今季中の節目到達は可能。今季は「3年連続2冠」はもちろん、5年連続「30発&200塁打」もかかる。

 その他、巨人野手の達成がかかる主な記録は以下の通り。

 梶谷 隆幸外野手(開星出身)
   1000試合出場(あと44)
   1000安打(あと96)
   150本塁打(あと27)

 ウィーラー
   150本塁打(あと17)

<巨人で今季プロ入り後、10年目以上を迎える野手>
※2022年支配下登録で育成、MLB期間含む。カッコ内は出身高校。

22年目 中島 宏之内野手(伊丹北
16年目 坂本 勇人内野手(光星学院
      梶谷 隆幸外野手(開星
15年目 中田 翔内野手(大阪桐蔭
      丸 佳浩外野手(千葉経大附
14年目 立岡 宗一郎外野手(鎮西
11年目 石川 慎吾外野手(東大阪大柏原

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.24

【関東】25日に準決勝、2戦6発の帝京の打棒が響き渡るか<春季地区大会>

2024.05.23

春季関東大会でデビューしたスーパー1年生一覧!名将絶賛の専大松戸の強打者、侍ジャパンU-15代表右腕など14人がベンチ入り!

2024.05.23

【鹿児島NHK選抜大会展望】本命・神村学園、対抗馬・鹿児島実、2強の牙城を崩すのは?

2024.05.23

強豪・敦賀気比の卒業生は、日本大、東京農業大などの強豪大、2名の内野手がプロへ進む

2024.05.23

【野球部訪問】鳥栖工は「練習の虫」のキャプテンの元で2年連続聖地を目指す

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.24

春の埼玉大会は「逸材のショーケース」!ドラフト上位候補に挙がる大型遊撃手を擁する花咲徳栄、タレント揃いの浦和学院など県大会に出場する逸材たち!【春季埼玉大会注目選手リスト】