選抜王者・東海大相模やタレント揃いの花咲徳栄が登場!関東大会1日目逸材ガイドブック【山日YBS球場】
5月15日から開幕する春季関東大会。今回は控え選手、保護者のみ無観客試合となってしまったが、選手たちにとっては夏の試金石となる公式戦を迎えられるだけでも価値がある大会といえる。そんな関東大会の見所について紹介をしていきたい。まず初日の[stadium]山日YBS球場[/stadium]編だ。
花咲徳栄vs東海大甲府
松田和真(花咲徳栄)、若山恵斗(東海大甲府)
チーム打率.403、3本塁打、57得点と圧倒的な強力打線と、さらに140キロを超えるのが、松田 和真、堀越 啓太、金子 翔柾、柿沼 昂希と4人がベンチ入り。野手では抜群のバットコントロール、抜群の動きとキレの良い動きを見せるショートストップ・浜岡 陸、佐倉シニア時代は有薗 直輝(千葉学芸)とクリーンナップを打ったスラッガー・冨田 隼吾と野手もタレント揃い。
一方、東海大甲府は準決勝で敗退し、3位決定戦に勝利して、関東大会出場となった。エース・若山 恵斗、速球派右腕・赤井 海人、強打の一塁手・久井 竣也、遊撃手・中澤 空芽期待の2年生野手・猪ノ口 絢太と選手1人1人のタレント力も高いが、県大会では奮わなかった。夏の大会の前に、収穫となる一戦にしたいところだ。
【注目選手】
松田 和真(花咲徳栄)
堀越 啓太(花咲徳栄)
金子 翔柾(花咲徳栄)
柿沼 昂希(花咲徳栄)
浜岡 陸(花咲徳栄)
冨田 隼吾(花咲徳栄)
若山 恵斗(東海大甲府)
赤井 海人(東海大甲府)
猪ノ口 絢太(東海大甲府)
中澤 空芽(東海大甲府)
関東一vs千葉学芸
有薗直輝(千葉学芸)、市川祐(関東一)
走塁、攻撃、守備、投手力ともに強力な関東一と初優勝を果たし勢いに乗る千葉学芸。こちらのタレント揃いの面々だ。
まず千葉学芸は高校通算58本塁打のスラッガー・有薗 直輝。120キロ後半の速球ながら、キレのあるスライダー、チェンジアップで翻弄する好左腕・北田 悠斗、高校通算26本塁打の長打力と高いミート力を兼ね備えた左のスラッガー・板倉 颯汰とタレントがいるだけではなく、守備も堅いチームだ。
関東一は140キロを超える速球を投げ込む市川祐だけではなく、2年生右腕の成井 颯、強打の核弾頭・染谷 真ノ介、攻守でバランスが取れた三塁手・初谷 健心、強打の遊撃手・楠原 悠太と野手のレベルも高い。
【注目選手】
有薗 直輝(千葉学芸)
北田 悠斗(千葉学芸)
板倉 颯汰(千葉学芸)
市川 祐(関東一)
成井 颯(関東一)
染谷 真ノ介(関東一)
初谷 健心(関東一)
楠原 悠太(関東一)
東海大相模vs日本航空
大森幹大(東海大相模)
センバツ優勝の東海大相模。タレント揃いのチームなため、神奈川大会の成績上位者とドラフト候補に絞って紹介したい。
抜群の強肩と巧みなバットコントロールを誇る好捕手・小島 大河、センバツでも核弾頭として活躍した門馬 功、抜群の守備範囲と巧打を誇る超高校級遊撃手・大塚 瑠晏。今年の高校生を代表する左腕・石田 隼都、春季大会で20奪三振を記録した本格派右腕・大森 幹大も登板があるか注目だ。
また、日本航空は好左腕の山形 一心、140キロを計測する左腕・小沢 耕介の2人に注目だ。
【注目選手】
小島大河(東海大相模)
門馬功(東海大相模)
大塚瑠晏(東海大相模)
石田隼都(東海大相模)
大森幹大(東海大相模)
山形一心(日本航空)
小沢 耕介(日本航空)
(文=河嶋 宗一)