News

17年名カード 早実対明徳

2021.02.20

17年名カード 早実対明徳 | 高校野球ドットコム
清宮幸太郎(早稲田実業出身)

 2月23日に迫った今春のセンバツ大会の抽選会。今大会は同一都道府県勢は考慮されるがフリー抽選となり同一地区同士は早期対決の可能性もある。今回は近年の大会で組み合わせ抽選によって注目を浴びたカードを紹介する。

 2017年の第89回大会では、3年生になり主将を務める清宮 幸太郎擁する早稲田実業が4年ぶりの切符を手にしていた。世代No.1の超高校級スラッガーは、大会開幕前から多く話題を集め、初戦カードも注目の的となった。

 その清宮主将は27番のくじを引き対戦相手は4季連続甲子園出場を果たした明徳義塾に決まる。初戦から優勝候補同士の激突となった。

 1回戦屈指の好カードは優勝候補同士らしい試合展開となった。明徳義塾は初回に3点を奪い先制に成功する。その後明徳義塾は失点を許すもリードを保ったまま試合は終盤に進む。後がない早稲田実業は9回表の2死から土壇場で同点に追いつき、延長10回に7番・橘内 俊治がこの日3本目の適時打を放ちこれが決勝点となり5対4で早稲田実業が勝利した。明徳義塾は早実を9回2死まで追い込むもあと一歩及ばなかった。

 今大会は初戦から注目カードは生まれるだろうか。組み合わせ抽選会を楽しみに待ちたい。

(記事:藤木 拓弥

関連記事
【一覧】選抜出場32校一覧
センバツに出場する「公立の知将」たち
最高成績は準優勝!習志野、明石商など選抜過去5年の公立出場校

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.02

【茨城】常総学院、鹿島学園、水戸一、つくば秀英が4強入り<春季県大会>

2024.05.02

激戦必至の春季千葉準決勝!関東大会出場をかけた2試合の見所を徹底紹介!

2024.05.02

【長野】松商学園、長野日大、東海大諏訪などが県大会出場へ<春季県大会支部予選>

2024.05.02

【四国】高松商、33年ぶりの決勝進出の立役者は茨城の強豪シニア出身の1年生右腕!<春季地区大会>

2024.05.02

春の神奈川準決勝・東海大相模vs.横浜の黄金カード実現! 戦力徹底分析、試合展開大胆予想!

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.28

【長野】上田西、東海大諏訪、東京都市大塩尻が初戦突破<春季県大会支部予選>

2024.04.28

【鳥取】鳥取城北が大差でリベンジして春3連覇<春季県大会>

2024.04.28

【岡山】関西が創志学園に0封勝ちして4強入り<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>