今年の21世紀枠対決はプロ注目投手の対決?
小川 泰弘
今年のセンバツには21世紀枠で4校が出場する。過去21世紀枠の最高成績は2001年の宜野座(沖縄)、2009年の利府(宮城)のベスト4となっている。その中で、21世紀枠として甲子園の舞台を経験しプロ入りを果たした選手がいる。
2008年(第80回大会)成章 小川 泰弘(創価大-ヤクルト)
2014年(第86回大会)都立小山台 伊藤 優輔(中央大-三菱パワー-巨人)
愛知の成章出身の小川は、2年冬には愛知県選抜を経験。センバツ大会では初戦の駒大岩見沢を相手に3対2で下し同校の甲子園初白星を飾った。進学した創価大では通算36勝をマークし、4年春にノーヒットノーランを達成した。
2012年のドラフトでヤクルトに2位指名を受け入団。左足を高く上げる投球フォームから「ライアン小川」と呼ばれ、通算75勝を挙げており、同世代では西 勇輝(95勝)、則本昂大(85勝)に次ぐ3位の成績となっている。
伊藤 優輔
都立小山台出身の伊藤は2年秋に都ベスト8進出に牽引。センバツでは履正社を相手に0対11で敗戦した。中央大、三菱パワーと強豪チームに進み剛腕に磨きをかけた。
昨年の都市対抗ではENEOSの強化指定選手として出場し、156キロをマーク。昨年のドラフトでは即戦力右腕として巨人に4位指名を受け今季からプロの世界に足を踏み入れた。
そして今大会には八戸西の186センチの長身右腕・福島 蓮に、市立和歌山相手に2失点完投の東播磨の鈴木 悠仁、具志川商の最速144キロ右腕・新川 俊介など聖地での活躍が楽しみな投手が出場する。今大会での21世紀枠4校の戦いぶりには目が離せない。
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