ドラフト6位から93年世代では勝利数2位タイの上沢直之の成長が素晴らしい!
高校時代の上沢直之
有原航平が抜けた後、北海道日本ハムの新エースとして期待される上沢直之(専大松戸出身)。あまり語られていないが、世代トップクラスの成績を残している。
武田翔太 59勝40敗 勝率.596 防御率3.29
上沢直之 41勝38敗 勝率.519 防御率3.31
今永昇太 41勝37敗 勝率.526 防御率3.52
多和田真三郎 29勝21敗 勝率5.80 防御率4.17
青柳晃洋 25勝28敗 勝率.472 防御率3.25
こちらがトップ5である。ドラ1だった武田、今永、多和田とは対照的に、上沢はドラフト6位からのスタート。プロ3年目に8勝つ、2016年には手術で1年間離脱したが、2018年には11勝を上げ、昨年も8勝だった。
ドラフト6位だけれど、2011年の千葉県ナンバーワン右腕として注目されており、完成度は6位とは思えなかった。だが、プロに入ってライバルとの競争を勝ち抜き、世代では2位タイの成績を収めているのだから素晴らしい。
安定感では一番ある投手なので、武田に匹敵する勝ち星を上げる可能性はあるかもしれない。
今年は3年ぶりの二桁勝利、規定投球回到達なるか注目だ。
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