試合レポート

鹿屋中央vs鹿児島商

2020.09.21

苦闘2時間52分を制す・鹿屋中央

鹿屋中央vs鹿児島商 | 高校野球ドットコム
鹿屋中央円陣

 両チーム合わせて19四死球と制球が安定せず、どちらも決定的な主導権を握れない苦闘が2時間52分続いた。

 鹿屋中央は2回、立て続けに相手の守備が乱れたところを突いて、安打は2番・馬庭龍也(2年)のライト前タイムリー1本だったが4点を先取した。

 鹿児島商は3回裏、二死から3連打を放ち、暴投と3番・山本琉聖(2年)のライト前タイムリーで2点を返した。

 6回は3四死球で満塁とし、2番・小野悠介(2年)のセンター前タイムリーで1点差に詰め寄る。

 直後の7回表、暴投と6番・尾留川悠太(2年)のライト前タイムリーで待望の追加点を得る。8回表は連続押し出しで点差を5点に広げた。

 粘る鹿児島商はその裏、2番・小野のセンター前タイムリー、9回は押し出しで得点を挙げ、3点差まで詰め寄ったが、反撃もここまで。シード鹿屋中央が長時間の苦闘を辛うじてものにした。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【宮崎】日章学園、富島、小林西などが初戦を突破<県選手権大会地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?