千葉ロッテの若き4番・安田尚憲(履正社出身)は西岡以来となる高卒3年目で規定打席に到達できるか?
安田尚憲
千葉ロッテの若き4番・安田尚憲(履正社出身)は西岡以来となる高卒3年目で規定打席に到達できるか?
千葉ロッテの安田尚憲(履正社出身)が緩やかな成長を見せている。
9月6日の福岡ソフトバンク戦で、石川柊太(都立総合工科出身)から本塁打を放った。
レベルの高い一軍投手に苦労しながらもなんとかタイミングをあわせ、甘い球を見逃さず本塁打にする技術は昨年からの進化だといえるだろう。
安田はある記録がかかっている。高卒3年目では西岡剛(大阪桐蔭出身)以来の規定打席到達だ。西岡は高卒3年目となった2005年。122試合2出場し、447打数120安打、4本塁打48打点、41盗塁、打率.268をマークして、日本一に貢献した。
安田は61試合に出場して、208打数46安打、5本塁打30打点、打率.221と本塁打は西岡を上回った。
今年の規定打席は372打席なため、現在、249打席に立っている安田は1試合4打席ペースで進んでいった場合、31試合前後で達成可能となる。
そこまで4番打者として立ち続けるほどの成長を見せていたら、1ヶ月後の安田は想像以上の進化を見せるのではないだろうか。
2005年以降入団の高卒選手による初の2桁本塁打を達成できるか、その点についても注目していきたい。