青山ー中道の2年生バッテリーがプロ入り!2011年夏に全国16強入りを果たした智辯学園ナインのその後を紹介
高校時代の青山大紀
全国で独自大会が続々と開幕し、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。
今回は、2011年夏に全国16強入りを果たした智辯学園ナインのその後を紹介する。
投手 青山 大紀 2年(トヨタ自動車-オリックス)2015年4位
捕手 中道 勝士 2年(明治大-オリックス-堺シュライクス)2016年育成5位
内野手 大西 佑季 3年(法政大)
内野手 住谷 将来 3年(同志社大)
外野手 小野 耀平 2年(明治大-ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校-NOMOベースボールクラブ-日本製鉄東海REX)
2回戦の鶴岡東戦、3回戦の横浜戦は完投勝利を果たした2年生エース・青山 大紀は3年春にも甲子園出場に牽引。高校卒業後はトヨタ自動車を経て、2015年にオリックスに4位で指名を受け入団。2016年にはU23日本代表に選出されW杯優勝を経験。2019年オフに現役を引退した。
青山とバッテリーを組んだ同じく2年の中道 勝士は甲子園後、AAA世界野球の日本代表にも選出される。明治大を経て、2016年にオリックスに育成5位指名を受け入団も、1年で戦力外通告を受け、2019年からは関西独立リーグの堺シュライクスに入団し1年間プレー。41試合に出場し152打数51安打5本塁打32打点、打率はリーグ4位の.336を記録した。
投手も務めた小野 耀平は中道と共に、AAA世界野球の日本代表に選出され、明治大に進学。その後同大中退を経てルネス紅葉スポーツ柔整専門学校、NOMOベースボールクラブと渡り、現在は日本製鉄東海REXでプレーする。
高校野球引退後もそれぞれの舞台で活躍を続けた2011年夏に全国16強入りを果たした智辯学園ナインたち。現役の智辯学園ナインは、甲子園交流試合にも出場予定で、今夏の奈良の独自大会では21日に初戦を迎え、コールド勝ちで幸先良いスタートを切った。次戦は26日に関西中央と対戦する。
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