試合レポート

高松vs石田

2020.07.31

高松、石田の健闘を断ち切る

高松vs石田 | 高校野球ドットコム
5回裏高松商二死一塁から3番・浅野 翔吾(1年・右翼手)が右中間エンタイトル二塁打を放つ

 結果的には5回コールドで敗れたが、石田の努力が光るゲームだった。打線は高松の大型左腕・佐藤 浩太郎(3年・188センチ88キロ・左投左打・高松市立古高松中出身)の最速134キロストレートにも全く臆せず。見極めの判断もよく4四死球4安打で毎回ランナーを送り込むと、1番・元山 圭宇(3年・遊撃手・168センチ56キロ・右投右打・三木町立三木中出身)の内野安打2本を確実に得点へとつなげた。

 ただ、高松打線の堅実なスイングは石田の健闘を断ち切った。4イニングでスタメン9人全員が安打を放っての15安打8四死球で15得点。次戦は初戦の三本松戦で圧倒的な強さを発揮した尽誠学園であるが、こと打線に関してはこの姿勢を貫いていけば「手も足も出ない」という事態にはならないだろう。

(レポート=寺下 友徳

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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