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新たに現れた2017年ドラフト戦士・岸田 行倫(報徳学園出身)。大城や北村、湯浅に負けない活躍を見せられるか

2020.06.28

新たに現れた2017年ドラフト戦士・岸田 行倫(報徳学園出身)。大城や北村、湯浅に負けない活躍を見せられるか | 高校野球ドットコム

 6連戦中のプロ野球。27日にジャイアンツはヤクルトと対戦し、6対9で敗れたが、明るい話題も飛び出した。プロ3年目を迎えた岸田行倫報徳学園出身)が1軍初ヒット、初タイムリーを記録。首脳陣へアピールした。

 高校時代は兵庫の強豪・報徳学園で3年間を過ごし、2年生春、そして3年生の春の選抜に出場。どちらも初戦で姿を消したが、キャッチャーだけではなくピッチャーもこなす器用な選手だった岸田。U-18にも選出され、チームのアジア大会準優勝に貢献。その時も不慣れなファーストをこなすなどユーティリティー性を発揮した。

 報徳学園卒業後は社会人の強豪・大阪ガスへ進み、日本選手権や都市対抗にも出場。アマチュアで実績を積み重ねて、2017年のドラフトで2位指名を受けてジャイアンツに入団することができた。

 小林誠司(広島広陵出身)の怪我で1軍に昇格し、27日に結果を残せた岸田。実は岸田とともにドラフト本指名を受けて入団した選手たちのアピールが凄い。

1位:鍬原拓也北陸出身)
2位:岸田行倫報徳学園出身)
3位:大城卓三東海大相模出身)
4位:北村拓己星稜出身)
5位:田中俊太東海大相模出身)
6位:若林晃弘桐蔭学園出身)
7位:村上海斗北照出身)
8位:湯浅大健大高崎出身)

 同じ捕手でブレーク間近の大城やセカンドのレギュラー奪取を狙う北村。さらにライバルとなる湯浅やサイドスローに転向してアピールする鍬原など頭角を現しつつ選手ばかり。

 同期たちに負けない活躍を見せれば、岸田の1軍奪取も近づく。さらに2017年ドラフトの戦略も成功だったといえるものになるのではないだろうか。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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