水原 浩登・堅田 裕太の両エースら 2011年夏4強の関西(岡山)の選手たちのその後を紹介
2010年秋季岡山大会を優勝した関西
今春の選抜大会が開催中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、これまで甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。
2011年夏、岡山の古豪・関西が初のベスト4進出を果たした第93回大会。準決勝でエース・吉永健太郎、高山俊(現阪神)、横尾俊建(現日ハム)擁する日大三に4対14で敗れるも、右碗・水原、左碗・堅田を中心に、優勝した2010年秋季岡山大会で記録した32イニング連続無失点の実力を存分に発揮した。
今回はそんな関西の2011年の主なスタメン選手のその後を紹介していきたい。
【2011年の関西高校の主なスタメン選手と進路】
1番・センター 小倉 貴大 3年 (明治大-JFE東日本)
2番・ライト 妹島 正明 3年 (神戸学院大)
3番・レフト 佐藤 翔也 2年 (専修大)
4番・サード 渡辺 雄貴3年 (横浜)2011年ドラフト3位
5番・ピッチャー 堅田 裕太 3年 (法政大-ツネイシブルーパイレーツ)
7番・ショート 水原 浩登 3年 (立正大)
3年春までエースナンバーを背負った堅田 裕太 は法政大に進学。3学年上の三嶋一輝(福岡工-法大-横浜)や、同級生の若林晃弘(桐蔭学園-法大-JX-ENEOS-読売)らと共にプレーした。大学卒業後はツネイシブルーパイレーツに進む。
背番号1の水原 浩登 は2年秋の明治神宮大会で神宮球場中段に本塁打を放ち、投げては142キロを計測するなど投打で活躍した。プロ志望届けを提出するも立正大に進学した。
主将で4番を務めた渡辺 雄貴は岡山大会決勝・金光学園で6連続四死球を与えられるほど強打を恐れられていた。甲子園後2011年のドラフトで横浜から3位指名を受け入団。2016年に現役を引退している。
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