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オリックス・田嶋の同期、吉田・長沢は社会人で活躍中!2014年の佐野日大ナインのその後

2020.05.27

オリックス・田嶋の同期、吉田・長沢は社会人で活躍中!2014年の佐野日大ナインのその後 | 高校野球ドットコム
左から高校時代の吉田 叡生、田嶋 大樹、長沢 吉貴

 選抜大会、選手権大会の開催が中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、これまで甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。

 今回は2014年春ベスト4入りを果たした佐野日大ナインの主力選手のその後を紹介したい。

投手 田嶋 大樹 3年(JR東日本-オリックス)
投手 稲葉 恒成 3年(日本大)

捕手 岩﨑 昂佑 2年(仙台大-全足利クラブ)
捕手 長 啓太 3年(日本大)

内野手 吉田 叡生 3年(中央大-Honda)
内野手 柿澤 郁也 2年(仙台大)
内野手 竹村 律生 2年(明治大<準硬式>)

外野手 長沢 吉貴 3年(日本大-東芝)
外野手 坂田 収 2年(獨協大)

 エース・田嶋 大樹2014年選抜では2回戦智弁学園戦が延長10回、続く準々決勝の明徳義塾戦は延長11回を一人で投げ抜いた。高校生ドラフト候補に挙がるも社会人・JR東日本に進む。U-23W杯、アジア選手権大会で日本代表を経験し、2017年ドラフトで2球団競合の末、オリックスが指名権を獲得し、入団。1年目から開幕ローテ入りを果たし6月中旬時点で6勝を挙げるも、肘の怪我により、1年目は12試合、2年目は10試合登板にとどまった。今季はオリックスの左のエースに成長できるか、期待がかかる。

 主将で1年秋からレギュラーの三塁手吉田 叡生は中央大に進学。1年春からリーグ戦に出場し、4年春に首位打者、外野手でのベストナインのタイトルを獲得。大学卒業後に進んだHondaでは、1年目から試合に出場し都市対抗、日本選手権も経験した。

 外野手の長沢 吉貴は日本大に進学。2年時には明治神宮大会ベスト4に貢献。3年時には日米野球、ユニバーシアード競技大会で日本代表を経験した。4年春にリーグ戦通算56打数20安打を放ち、東都2部のMVPを獲得。卒業後は東芝に進み、昨年の日本選手権1回戦王子戦では2番・中堅手としてスタメン出場を果たした。

 エース田嶋を筆頭に現役として第一線で活躍する2014年の佐野日大ナインに今後も注目していきたい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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