落合博満、後藤 光尊など大学中退からプロで活躍した選手たち。岸潤一郎は続くことができるか?
岸潤一郎
落合博満(元日本ハム)、後藤 光尊(元東北楽天)、小杉陽太(元横浜DeNA)、城石 憲之(元東京ヤクルト)、岡田幸文(元千葉ロッテ)、岸潤一郎(埼玉西武)の6名。この6人にある共通点がある。それは大学を中退しているということだ。
落合博満 秋田工-東洋大(中退)
後藤 光尊 秋田-法政大(中退)-川崎製鉄千葉
城石 憲之 春日部共栄-青山学院大(中退)
小杉陽太 二松學舍大附-亜細亜大(中退)-JR東日本
岡田幸文 作新学院高-日本大(中退)-全足利クラブ
岸潤一郎 明徳義塾高→拓殖大(中退)-徳島インディゴソックス
今回挙げた5人は一軍でも実績がある。落合は、キャラクター、実力、実績含めて日本のプロ野球を代表する大打者。計3度の三冠王、510本塁打。そして中日の監督として計4度のリーグ優勝、計5回の日本シリーズ出場、日本一1回。まさに中退組のスターだ。
そして後藤もプロ通算1361試合、通算1265安打、二桁本塁打3回と秋田出身のスター選手として語り継がれる選手。そして城石は東京ヤクルト時代、サブ・プレーヤーとして活躍し、通算817試合に出場。小杉は二松学舎大附時代、控え投手として甲子園出場を経験。しかし亜細亜大を中退し、JR東日本に入社し、都市対抗出場を果たして、社会人を代表する本格派へ成長。プロ入り後は、通算86試合に登板した。
そして岡田は910試合に出場し、通算142盗塁。ゴールデングラブ賞2回経験した。
岸は明徳義塾時代は4度の甲子園出場。さらに高校日本代表経験。今までの中退組の実績度ではピカイチだろう。しかし徳島インディゴソックスに再出発し、2年でNPB入りを果たした。3月は一軍のオープン戦を経験するなど、しっかりと経験値を積んでいる岸。中退組で活躍した先輩に負けない活躍を見せる事ができるか楽しみにしたい。
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