News

阪神ドラ1・西純矢(創志学園出身)が初の打撃投手 焦らずステップアップして「虎の大黒柱」となるか

2020.02.26

阪神ドラ1・西純矢(創志学園出身)が初の打撃投手 焦らずステップアップして「虎の大黒柱」となるか | 高校野球ドットコム
プロ初の打撃投手を務めた阪神・西純矢(写真は創志学園時代)

 2月25日、阪神のドラフト1位ルーキー・西純矢創志学園出身)が、プロ入り後初めて打撃投手としてマウンドに立ち、力のある直球を披露した。

 対戦したのは、プロ2年目の小幡竜平延岡学園出身)と同じ高卒ルーキーの井上広大履正社出身)。マウンドに登るのは久々とあってボールにばらつきこそ見られたが、それでも得意球のスライダーで井上から空振りを奪うなど、実力の一端を見せた。

 創志学園時代は、2年生エースとして第100回全国高校野球選手権のマウンドに立ち、1回戦で創成館に完封勝利を挙げたことで大ブレイク。140キロ台後半の直球と大きく割れるスライダーを武器に、4回から6回にかけては6者連続三振を奪うなど、16奪三振の快投を見せた。
 3年生になってからは最速154キロとさらにスケールアップし、「ドラフト1位」に相応しい実力を身に付けた。

 同期の井上は早くも実戦で2本塁打を放っており、遠藤成東海大相模)も潜在能力を高く評価する声が上がってるが、西はここまで焦ることなく一歩一歩ステップアップしている印象だ。
 まずは1年間、しっかりと戦える体力を身に付けて、「虎の大黒柱」へと成長していきたいところだ。

(記事=栗崎 祐太朗

関連記事
高校時代は青森でしのぎを削った木浪聖也と北條史也 虎の正遊撃手を掴むのは?
評価急上昇中の遠藤成(阪神) 高校時代から「実戦派野手」の呼び声高く1年目から試合経験を
井上広大がプロ相手から初本塁打!ステップアップが順調すぎる!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.31

【鹿児島NHK選抜大会】鹿児島実がコールド勝ち!川内商工は終盤に力尽きる

2024.05.31

夏の愛知大会は6月28日から開幕!決勝戦は7月28日【愛知大会要項】

2024.05.31

【北信越】富山県勢4校が12年ぶりの県勢V狙う、茨木擁する帝京長岡にも注目<地区大会>

2024.05.31

【鹿児島NHK選抜大会】鹿屋農が"強気の勝負"で勝機を引き寄せ4強入り

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】実力派監督就任で進化した奈良の名門・天理。超高校級の逸材3人を擁し、緻密な攻守で全国クラスのチームに!

2024.05.26

【春季関東大会】白鷗大足利が初優勝!最後はタイブレークの末サヨナラ死球で幕切れ!

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】エース頼み脱却を目指してきた京都国際。「素質はプロ入り左腕と同等」の2年生左腕の台頭と打線強化で京都の大本命に成長!

2024.05.28

交流戦開幕、初戦の注目は髙橋宏斗vs.今井達也の初対決!

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉