徳島インディゴソックス「魂のセットアッパー」吉田 篤史氏が新監督就任!
ユニフォーム姿でガッツポーズする徳島インディゴソックス・吉田 篤史監督
2020年1月20日(月)四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスは、さる1月14日(火)に今季からの新監督就任を発表した吉田 篤史氏の就任記者会見を、徳島県徳島市の「とくぎんトモニプラザ」で行った。
会見では南 啓介・代表取締役が、就任の経緯とかける期待について「牧野 塁監督(現:ルートインBCリーグ・群馬ダイヤモンドペガサス監督)が退任をされた後すぐに監督探しに動いた中、独立リーグの指導経験もあって情熱のある吉田監督にオファーをさせて頂いた。近年チームは明るく元気なプロ集団というイメージができてきたし、今年はレベルの高い競争になることは間違いないので、吉田監督には徳島の魅力を伝えてもらい新しい球団の歴史を作ってほしい」と説明。
そして吉田新監督は「NPB出身監督として伝えたいことは『練習しない奴はプロに行けない』ということ。選手たちには練習の仕方や課題を明確にし、試合で試して練習に戻るサイクルを繰り返すことで、NPBやMLBを目指すことを目標にサポートしたい」と抱負を述べた。
現役時代は日本文理高(新潟)を経て、ヤマハ(浜松市)入社2年目の1990年・第61回都市対抗野球大会でヤマハを優勝に導くと同時に橋戸賞(大会MVP)・若獅子賞(新人選手賞)の個人2タイトルを受賞。1991年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。プロでは実働11年間で、主に中継ぎ投手として一軍292試合に登板した吉田 篤史監督。
指導者としても横浜ベイスターズ、オリックス・バファローズ、信濃グランセローズ(ルートインBCリーグ)、和歌山ファイティングバーズ(関西独立リーグ)で投手コーチを歴任。昨年は社会人クラブチーム郡山アスレチックスBCで監督を務めた経験豊富な指揮官は、指導の柱としている「情熱」を徳島の地でも貫き、2年連続独立リーグ日本一と、昨年はチームから3名を輩出したNPBドラフト指名の増加を志す。
(取材=寺下 友徳)
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