News

【動画】高校通算53本塁打のスラッガー・西川僚祐(東海大相模)が語った今年の決意「勝負強くなった姿を見せたい」

2020.01.06

 東海大相模のスラッガー・西川 僚祐。ここまで高校通算53本塁打を放っており、2020年には80本~90本も期待できるだろう。

 そんな西川は名門・佐倉シニア出身で、最終学年には主将に就任。ジャイアンツカップ決勝戦では本塁打を放ち、優勝に貢献した。

 東海大相模へ進学すると、1年夏の大和南戦では場外本塁打を放つなど速くから長打力を発揮。

 その後、順調に本塁打を積み重ねていき、2年夏の神奈川大会では2本塁打を放ち、4年ぶり出場に貢献した。しかし甲子園では不発に終わり、思うような実力を発揮できずに終わった。

 新チームになり、4番に座った西川は大事な試合で結果を残す頼もしい4番打者へ成長する。

 特に選抜出場を占う準々決勝の習志野戦では2ランを含む4打数3安打3打点の活躍。計3試合で14打数6安打7打点と勝負強い姿を示した。

 また11月には高知との招待試合で150キロ右腕・森木大智と対戦。森木との対戦で得られたものは大きかった。
「森木君は、真っすぐのスピードもそうですが、変化球もスライダーの曲がり幅が大きくて、良い投手と感じました。あのような投手は甲子園に出場すれば、たくさん対戦することになると思います。
 そこで今回は本塁打が出ましたが、つないで得点を取ったりすることができればと思います」

 本塁打ではなく、連打を重ねて、大量点をとることが勝利する確率が高くなると考えている。

 この招待試合で西川はチャンスで打てなかったことを課題に挙げた。
「悔いがあるとすれば、ここぞというチャンスで打てなかったことです。秋の大会では一通り打てたと思いますが、もっとその確率を上げて「ここぞ」での1本は自分が打たないといけないと思います」

 再び訪れる全国の舞台ではさらに勝負強くなった姿を披露する。

関連記事
神宮大会優勝投手!世代トップ投手・高橋宏斗(中京大中京)の始まりは2番ショート?
2019年下半期の高校野球を振り返る 佐々木朗希で熱狂!
【動画】大阪桐蔭のボール回しを肌で感じる!覇気の強さがビンビン伝わる!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】鹿島学園が逆転勝利!左腕コンビのリリーフで樹徳との接戦を制する!

2024.05.17

【春季関東大会注目野手一覧】超高校級のショートトリオ、健大高崎の強肩捕手など24人の逸材野手をピックアップ!

2024.05.18

国民的人気だった韓国の高校野球はなぜ凋落したのか? “韓国の甲子園球場”の撤去、少数エリート制度の弊害……【韓国高校野球事情③】

2024.05.17

【関東大会注目チーム紹介】13年ぶりの春季埼玉王者・花咲徳栄打線は超強力!ドラフト上位候補スラッガー・石塚を中心に県大会58得点!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?