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愛され要素を持った捕手・植田将太(慶応大)。「継続は力なり」を胸に刻み、支配下登録選手へ

2019.12.13

愛され要素を持った捕手・植田将太(慶応大)。「継続は力なり」を胸に刻み、支配下登録選手へ | 高校野球ドットコム
植田将太

 育成枠2位の植田将太(慶応大 慶応義塾出身)が支配下登録選手を目指す。植田の指名時、ドラフト会場ではどっと沸いた。今年の慶応大には郡司裕也(中日4位 仙台育英出身)という大捕手がいた。

 それでも中学時代は生駒ボーイズに所属し、中学3年にはNOMOジャパンを経験。慶応義塾に進むと、強打の捕手として活躍。しかし大学時代はけがに苦しみ、大学4年にはトミージョン手術を受け、リハビリを行ってきた。今年の明治神宮大会でもベンチ入りはできなかったが、球団からスローイング、キャッチング、ストッピングの能力は高いことを評価された。

 そんな植田が9日のファン向けの新入団選手発表会で色紙に掲げたのは「継続は力なり」だった。
 「非常に苦しい時期が続きましたが、それでも練習を継続できたのは、両親をはじめとした周りの方々の励まし、支えがあったからです」

 そんな支えてくれた方々のためにも支配下登録選手を目指す植田。最後に見にくれたファンの方々へお見送りする新人の姿があったが、笑顔で快くハイタッチしたり、挨拶したりする姿が印象的だった。

 ファンから愛される選手として、人気を呼びそうだ。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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