甲子園でお馴染みのラガーさんがバックネット裏席でタイガースカップを観戦。ラガーさん注目の中学球児は?
タイガースカップの観戦に訪れたラガーさん
12月7日、阪神甲子園球場にてタイガースカップ2019の準決勝、決勝の計3試合が行われ、兵庫伊丹ヤングが2年ぶり2度目の優勝を飾った。
タイガースカップは、中学硬式の関西ナンバーワンを決める大会として今年でも15回目を迎え、中学生が[stadium]甲子園[/stadium]球場で試合ができる貴重な機会でもある。[stadium]甲子園[/stadium]球場での試合とあって、スタンドには高校野球ファンの間でもお馴染みのラガーさんの姿もあり、中学球児たちの熱戦を見守った。
甲子園球場のバックネット裏席で、休むこと無く高校野球の試合を観戦してきたことで、高校野球ファンから親しまれてきたラガーさん。
2016年に甲子園のバックネット裏席が、少年野球の子どもたちのための招待席になったことで、高校野球の試合ではバックネット裏での観戦は出来なくなくなったが、この日はバックネット裏の席でしっかりと観戦。「定位置の73番席よりも良い席」と語る、隣の角の席で熱戦を見守った。
タイガースカップには、2014年の第10回大会から足を運んでいる。当時の大会は、藤原恭大(大阪桐蔭ーロッテ)や小園海斗(報徳学園ー広島)が在籍していた枚方ボーイズが優勝を果たし、中川卓也(大阪桐蔭ー早稲田大)や野村大樹(早稲田実ーソフトバンク)が在籍していた大阪福島シニアが準優勝をするなど、後の高校野球のスター選手が多く活躍した。
「スコアボードを使ったりしてここまで派手に行っていると思ってなかったので、初めはとても驚きましたね。当時の大会では、中川くんの打撃がすごかったのを覚えています。
先週は関西地区の色んな名門校の監督さんが(観戦に)来てましたし、今回出場した選手もまた何人か甲子園に戻ってくると思います」
今大会でも、未来の甲子園球児となれるような注目の中学生を数名ピックアップ。将来の活躍をイメージしながら、一押しの選手を紹介した。
「播磨ボーイズの高松(成毅)君のボールはエグかったな。あとは東大阪北ボーイズの近江(貫太)くん。体も大きくて、フェンス直撃の打球がすごかった。やっぱりいい選手はいっぱいいましたね」
今回のタイガースカップで、今年の[stadium]甲子園[/stadium]球場での観戦はすべて終了したラガーさん。次の甲子園での観戦は選抜甲子園大会だ。2020年の熱戦への期待を胸に秘めて、ラガーさんは甲子園球場を後にした。
(記事=栗崎 祐太朗)
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