兵庫伊丹ヤングがタイガースカップ2019で2年ぶり2度目の優勝 閉会式には阪神・小幡竜平も登場
優勝を飾った兵庫伊丹ヤング
12月7日、阪神甲子園球場にて第15回タイガースカップ2019の準決勝、決勝の計3試合が行われ、兵庫伊丹ヤングが2年ぶり2度目の優勝を飾った。
準決勝では桜井シニアを3対1で下した兵庫伊丹ヤングは、決勝で五條シニアと対戦。
4回裏に、二死一、三塁から2番の佐野木大登のレフト前タイムリーで先制点を挙げると、なおも二死一、二塁の場面から3番の森澤拓海がライト前タイムリーヒットを放って追加点を挙げる。
投げては先発の福島健晟が、緩急を上手く使って五條シニア打線を翻弄。
その後も追加点を挙げた兵庫伊丹ヤングは、4対0で逃げ切り優勝。福島は被安打は僅か2本と完璧な投球であった。
閉会式には阪神タイガースの小幡竜平が登場し、選手たちの首に一人ひとりメダルをかけていった。選手たちは優勝、準優勝の喜びと共に小幡とのふれ合いを噛みしめた。
選手たちの首に一人ひとりメダルをかけていく小幡竜平(阪神タイガース)
また個人タイトルでは兵庫伊丹ヤングの森澤拓海が最優秀選手賞を、五條シニアの桒江駿成が敢闘賞を受賞した。
4年前の第10回大会では、最優秀選手賞には報徳学園で活躍した立正大の神頭勇介選手(枚方ボーイズ出身)が、敢闘賞には大阪桐蔭で活躍した早稲田大の中川卓也選手(大阪福島リトルシニア出身)が選出された歴史がある。
3年後に、森澤や桒江も甲子園球場で再び躍動する姿を見せることができるか注目だ。
(記事=栗崎 祐太朗)
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