千葉商大付vs流通経済大柏
千葉商大付がシーソーゲームを制し、ベスト16!
秋元(千葉商大付)
1回表、千葉商大付は二死から9回表、二死から5番田谷優人(2年)の二塁打で2点を先制。しかし1回裏、流通経済大柏は5番岩田空(2年)の2点適時打ですぐに同点。さらに2回裏、二死一、三塁から2番・大木一真(2年)の2点適時三塁打で勝ち越しに成功。
だがここから千葉商大付が一気に畳みかけ、4回表、無死満塁から内野ゴロと吉田優斗(2年)の犠飛で同点。5回表、二死三塁から地引駆(2年)の適時打で勝ち越しに成功する。
6回裏、流通経済大柏も二死一、二塁から1番米澤大翔(2年)の適時二塁打で同点に追いつく。
しかし千葉商大付は7回表、二死二塁から5番小谷の適時打で勝ち越しに成功する。7回裏も流通経済大柏に同点に追いつく。
8回表、千葉商大付も奥山隆輝(2年)の適時打とワイルドピッチで8対6と突き放す。
突き放した千葉商大付は8回裏からレフトの秋元颯太が登板。秋元は恵まれた体格から投げ込む速球は常時130キロ~133キロの直球、スライダー、カーブを投げ込み、2イニング無失点の好投。2チームの中で最もよかった。
今年の千葉商大付は突出とした実力を持った選手がいないが、勝負所で一気に叩き込む試合運びは見事である。
(記事=河嶋 宗一)