境(鳥取)「走力・攻撃力・盛り上がりを武器に11度目の甲子園へ!」
11回目の甲子園出場を決める!
境
■野球部は過去に10回甲子園出場経験を持つ
2019年11月に創立80周年を迎える鳥取県立鳥取境高校。「質実剛健」と「文武両道」を校訓に掲げる鳥取境からは4名のプロ野球選手が誕生している。
そんな野球部は3年前の夏の甲子園に出場するなど、春夏合わせて10回の甲子園出場経験を持っている。
■前向きな気持ちで取り組み始めた
現在は3年生21名、2年生17名、1年生10名の計48名で活動中の鳥取境。硬式野球部専用の練習スペースをうまく活用しながら甲子園出場の目標に向かって、現在は”全員でやり切る”ことをテーマに日々練習を重ねている。
新チーム結成時のことを岩本竜宝主将に聞くと、「“positive thinking”を合言葉に練習を重ねてきました」と話す。そして迎えた秋季県大会、初戦で鳥取中央育英と対戦すると、結果は1対6。初戦で敗れた鳥取境は長いオフシーズンに入ることとなった。
■手ごたえと悔しさを感じた春
鳥取境ではオフシーズン中、“粘り強く・進化する・夏に勝つ”の3つをテーマに掲げて厳しいトレーニングに取り組んできた。なかでもノック、ランメニュー、バッティング、ノックの補助の4班に分かれて1つのメニューを30分ずつ行う強化練習はキツイメニューとなっている。
こうした厳しい練習に耐え、迎えた春季県大会では初戦の倉吉総合産を7対0で下した。しかし2回戦で選抜出場校・米子東と対戦。「初回に12失点してしまい、とても悔しい」と岩本主将が振り返ったその試合は、0対12で敗れてしまった。
■チームを牽引してきた選手たち
「夏は走力・攻撃力・盛り上がりの3つを武器に戦いたい」と岩本主将は話す。そんな鳥取境を今まで牽引してきたのは、高い出塁率を誇る古川翔大、鳥取境高のドクターKと称される手島直。さらに勝負強いバッティングが持ち味の伊達大和に、1本ヒットが出ると簡単には抑えられない、長打も軽打もできる永尾晴太の4人だ。
彼らだけではなく夏は、矢倉冬龍、越田蒼太、岩本主将、安達純太、足立光、春山健太らの活躍に期待がかかる。
全力を出し切れる夏にしたい!
ここからは副主将の田中颯磨と安達純太の副主将2人にお話を伺いました!
Q.夏へ向けて見つかった課題を教えてください
田中:序盤に点数が取れないことと、相手投手の決め球を攻略できないことです。
安達:自分も序盤の攻防は課題だと思います。あと、プレー1つに対して真剣さが足りないと思います。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
田中:どんなに苦しい練習もチームみんなで乗り越えられたことです。
安達:冬場に行う夜間行軍で1位になれたことです!
Q.応援する方々へ自分のここを見てほしい、というアピールポイントを教えてください!
田中:守備に行くときや、四死球で一塁に行くまでの全力疾走を見て下さい!
安達:思い切りのいいスイングや、走塁。あとは守備も見てほしいです!
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
田中:最後の一球まで諦めていないところはです。
安達:笑顔が絶えないところがチームの好きなところです!
Q.この夏に向けた熱い意気込みをお願いします!
田中:1人1人が全力を出し切れる夏にできればと思います!
安達:全員が100%の力を出し切って、チーム一丸となって鳥取の頂点を目指します!
田中、安達両副主将ありがとうございました!
投手を中心とした守備で夏を勝ち切ろう!
ここからは鳥取境の足立泰則部長に話を伺いました
Q. 今年のチームは結成時から夏に向けてどんなチームを目指しましたか
例年は打力の高いチームなのですが、今年は投手を中心とした守備がウリのチームです。ただ走れる選手が多いので、夏は最少失点で抑えながら足を使った攻撃でチャンスを生かしながら勝ち上がりたいと思います。
Q. 最後の夏に燃える3年生や部員たち皆様へのメッセージをお願いします
公式戦の敗戦からテーマを確認して、3年生を中心に頑張ってきたチームだと思います。まだまだ課題が多く、夏を勝ち上がるのは大変だと思いますが、監督さんを信じてやり残したことがないようにしましょう!
足立部長、そして鳥取境野球部の皆さん、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!