News

星稜のエース・奥川が選抜後公式戦初登板!夏を見据えた投球を見せる!

2019.06.01

星稜のエース・奥川が選抜後公式戦初登板!夏を見据えた投球を見せる! | 高校野球ドットコム

 富山県で行われた春季北信越地区大会1回戦で、星稜のエース・奥川恭伸投手が選抜後公式戦初登板。

星稜のエース・奥川が選抜後公式戦初登板!夏を見据えた投球を見せる! | 高校野球ドットコム関連記事
奥川恭伸(星稜)は野球頭も一流だった【前編】
高次元なピッチングは理解力の高さから生まれる!【後編】

 6回を投げて2安打6奪三振無失点、無四球と上々のピッチングを見せました。

 「緊張して、ドキドキしました。コントロール意識で投げましたが、直球もスライダーも良かった。バランスもすごく良かったので、次につながるかなと思います」と振り返った奥川投手。

 選抜後、高校日本代表候補研修合宿に参加しましたが、その後の県大会では肩の不調もあって登板がありませんでした。

 先週の北越(新潟)との練習試合で実戦復帰。この日も今大会まで指揮を執る山下智将監督は短いイニングで継投することを考えていたそうですが、中盤まで1対0と競った展開だったのと、投球数が少なかったこともあって6回まで引っ張りました。

 力みが取れてきた中盤には、球場のスピードガンで最速150キロを計測。このことを聞かれた奥川投手は、「自分が150キロを出すことで、球場の雰囲気を変えられる。それを見にきてくれている方もいるので、意図的に力を入れました。ストレスなく腕が振れるようになってきたので、そのタイミングで力を入れました」と話しました。

 さらに92キロのスローカーブも披露。「試合はで1、2球くらい使う球。打者を前に出させるという意味で使っていますが、そういった球の精度も上げていきたい。投球を幅広く投げる意味では、全部の球の精度を上げるのが今の課題です」と解説してくれました。

 6月になり、夏が刻一刻と近づいているのは感じているそうで、「最後までやれることをしっかりやって、最後の夏はしっかりと楽しんで野球をやろうと思っています」と目標を見据えた奥川投手。この日のピッチングを見て、夏がまた楽しみになってきました。

■開催期間:2019年6月1日~6月4日(予定)
■試合日程・応援メッセージ

2019年度春季近畿地区高等学校野球大会

トーナメント表はこちら!

◇6月1日の試合結果

◇6月2日の試合予定

(文=松倉雄太

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.04

【春季愛知県大会】注目の師弟対決の決勝、享栄が中京大中京を下して8年ぶり8回目の優勝

2024.05.04

1500人近くの中学生が肩肘検診を一斉に受ける!ポニーのお祭り行事・ポニーフェスタは今年も大盛況!

2024.05.04

【新潟】東京学館新潟、糸魚川がコールド勝ちでベスト16入り<春季県大会>

2024.05.04

【神奈川春季大会】東海大相模・藤田琉生が涙の1失点完投!昨秋準決勝で敗れた横浜相手にバットでもリベンジ果たす!

2024.05.04

【大阪】大阪桐蔭、大体大浪商などがベスト16で夏シード獲得、履正社は2年連続ノーシード<春季大会>

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.29

東海大相模の149キロ右腕・福田拓翔が6回10奪三振の快投!「甲子園で150キロを投げたい」とセンバツV・健大高崎の石垣をライバルに!

2024.04.29

【石川】金沢、遊学館がコールド勝ちでベスト16入り<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>