Interview

甲子園出場!国士舘を支える投手トリオの課題と収穫

2019.01.25

 国士舘の秋季東京都大会優勝の原動力となった石橋大心(以下:石橋)、白須仁久(以下:白須)、山崎晟弥(以下、山﨑)の3投手。選抜出場を受けて何を感じているのか。秋の大会を振り返ってもらいながら、話を聞いてみました!

それぞれが見つけた収穫と課題

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左から白須 仁久、山崎 晟弥、石橋 大心投手

Q.正式に甲子園が決定しましたが、今の心境はいかがでしょうか?
石橋:正式に決まりましたが、これからしっかり切り替えて毎日の練習に打ち込みたいです。
白須:正式に決定したので、今まで以上に高い意識でこれからの練習に取り組めればと思っています
山﨑:甲子園が決まったので、残り2ヶ月でできることをしっかりやって、甲子園では悔いのないように全力投球で投げれればと思います。

Q.秋は3投手でリレーしましたが、大会を通じての反省はありましたでしょうか?

石橋:山﨑、白須に投げてもらっていて、自分は思ったような投球ができずに結果が出なかったです。もっとできると思っていたので悔しかったです。だからこそ甲子園に向けて2ヶ月でしっかりやっていきたいです。
白須:5回、6回あたりで失点してしまうことがあったので、今は走り込みもやりながら春には完投できるようにしたいと思っています。
山﨑:下半身を使えていないことを監督に指摘されているので、体重移動で投げられるようにしたいです。

Q.では逆に収穫は何かありましたか?
石橋:牽制の投げ方について注意されたことがありましたが、そこで修正できたのは良かったと思っています。
白須:変化球でストライクを取れたのは良かったと思います。
山﨑:秋は抑えだったのでいつでもいける準備をすることに慣れた、というのは良かったです。今後同じようなことになってもすぐにいける準備をして、しっかり抑えられるようにしたいです。

Q.この冬はどんな練習を中心に取り組んでいますか?
石橋:秋は腕の高さを含めて、全然フォームが固まらなかったので、今はしっかり固められるように練習をしています。
白須:秋はテイクバックが大きく上半身と下半身のタイミングが合わないことがあったので、テイクバックをコンパクトにしてリリースポイントを一定にしてコントロールを良くしようとしています。

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選抜に向けて全員でレベルアップを図る!

Q.選抜が決まって改めて甲子園はどんな場所だと思いますか?
石橋:最初は簡単に行けるところではなく夢舞台でしたが、今回の結果を受けてとても楽しみです。
白須:観客数であったり球場の雰囲気だったりが神宮球場とは違うと思います。自分にとっては憧れの場所だったので特別な場所だと思っています。
山﨑:今までは凄いドラマが沢山が起きた場所です。不思議な場所だと思っています。ただ今まで憧れの場所だったので、悔いのないように。そして自分がそこに行けることにチームメイトに感謝して投げたいです。

Q.対戦したい相手や学校はありますか?
石橋:星稜ですかね。奥川恭伸投手は凄いので、見てみたいですね。あとは同じ関東で横浜にいる及川雅貴投手です。
白須:星稜です。その中でも打線、特に1年生の内山壮真選手など強打者が多いので、戦ってみたいですね。あとは横浜渡会隆輝選手とか注目選手と対戦して打ち取ってやりたいと思います。
山﨑:神宮大会で札幌大谷に負けましたので、もう一度対戦して今度は勝ちたいです。

Q.では最後に意気込みをお願いします!
石橋:秋は結果を残せなかったので、甲子園で結果を残せるように頑張りたいです。
白須:秋のようにリラックスして、変化球でストライクをとって守備からリズムを作れるような投球をしたいと思います。
山﨑:自分のストレートはシュート気味に曲がるので、右打者からすると外角が遠く見えるそうなので、それを武器に投げ込みたいです。

文=編集部

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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