高校サッカーが開幕、高校野球との違いは開催球場数にあり!
高校バスケットボールのウインターカップは男子が福岡第一、女子は岐阜女子の優勝で幕を閉じました。今日(30日)からは高校サッカーが始まります。
高校サッカーは首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)9会場が舞台になります。高校野球は[stadium]甲子園[/stadium]、高校ラグビーは花園、高校バスケとバレーは武蔵野の森スポーツプラザと、基本的に1か所で行われる各球技との違いはここにあるんですね。
ご存知の方も多いとは思いますが、かつてはこの高校サッカーも関西を舞台に行われていました。この時代は毎日新聞社が主催だったこともあります。
その後、読売新聞社が後援になり、1976年度の第55回大会から国立競技場を決勝会場にした首都圏開催に移り、テレビ中継の発展もあって一気に人気が高まりました。高校サッカーのテーマソング、「ふり向くな君は美しい(ザ・バーズ)」もこの年から使われ、季節を象徴する曲になりました。こうして、年末年始の高校の屋外球技は、関東はサッカー、関西はラグビーという文化ができあがりました。
日程面では1994年度の第73回大会から年末の12月30日開幕に変更。決勝は長く1月8日に固定されていましたが、2002年度の第81回大会からハッピーマンデー制度を利用して1月第2週月曜日の成人の日に行われることになりました。
さあ、大会が開幕します。明治神宮野球大会で準優勝した星稜など高校野球でもおなじみの高校も多数出場。年末年始の高校生のアツい戦いにぜひ注目してみてください!
組み合わせ表(日本サッカー協会HPより)
文:松倉 雄太