履正社vs関西創価
履正社が完封勝利!エースが11安打を浴びるも粘りの投球!
粘りのピッチングを見せた位田遼介(履正社)
2回に8番・西川黎内野手(1年)のタイムリーで1点を先制した履正社。5回には相手のワイルドピッチで2点目を挙げると、終盤には四番・白瀧恵汰内野手(2年)のタイムリーでリードを広げた。8回途中まで投げたエース・位田遼介投手(2年)は、関西創価打線に11安打を浴びながらも無失点に抑え、準々決勝進出を決めた。
「ランナーを出してもプラス思考でいこうと思った」と振り返った位田。11安打を浴びたが、全てシングルヒットで止めたのと、四死球が二つという部分が無失点に繋がったと言っていい。前日の5回戦では、「球が高かった」と反省。低めを意識したことが実証できたピッチングだった。
プロ志望届を出した先輩でU-18日本代表の安田尚憲(3年)に可愛がられているという新エースは「金曜日(29日)の練習後にグラウンドから帰るバスで隣になり、頑張れと声をかけてもらいました」と笑みを見せる。因みにカナダ土産は「2年生全員にビスケットを買ってきてくれました」と明かした。
「自分はスピードがないので、もっとコース、低めを意識していきたい」と理想を掲げる。春の選抜の準優勝旗があるが、その前に「秋の近畿大会と明治神宮大会の優勝旗を全員で返還できるようにしたい」と2年連続の近畿大会制覇を目標に掲げた。
(文・写真=松倉 雄太)
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