立正大立正vs都立王子総合
立正大立正が都大会へ！先制、中押し、ダメ押しで都立王子総合を撃破！
好リリーフを見せたエースの長瀬（立正大立正）
都大会出場を懸けた大一番、立正大立正の内田和也監督は、背番号19の福嶌竜輔に先発のマウンドを託した。
福嶌はスライダー中心の組立てで相手に的を絞らせず、打たせて取るピッチングでリズム良く試合を進めていった。
すると立正大立正は3回裏、二死満塁のチャンスを作ると、5番亀山がレフトへのタイムリーヒットを放ち2点を先制する。続く4回裏、二死三塁から1番神尾のレフト前ヒットでさらに1点を追加する。
都立王子総合との点差を3点とした立正大立正は、ここまで無失点に抑えていた福嶌に変えてエースの長瀬嶺也を5回からマウンドに送った。
長瀬は6回に1点を失ったものの、粘り強い投球で後続を断ち、それ以降は無失点に抑える好投で内田和也監督の期待にしっかりと応えた。
6回裏には、相手のパスボールでさらに点差を広げた立正大立正は、そのまま4対1で逃げ切り都大会への出場を決めた。
都立王子総合は、福嶌、長瀬の二人の投手から計8安打を放ったが、チャンスで1本が出ずに11残塁を喫してしまった。
試合後、立正大立正の内田和也監督は、「先制、中押し、ダメ押しといい攻撃ができた。投手陣もよく投げてくれた」と選手達を労った。都大会について聞かれると「まだまだ未熟なチームなので、一戦一戦、勉強のつもりで戦いたい」と力強く答えた。
また、好リリーフを見せたエースの長瀬は「今日のピッチングは60点。浮いた球もあったが、みんながしっかり守ってくれた。都大会もこの勢いで戦っていきたい」と笑顔で語った。
（文＝編集部）
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