試合レポート

花咲徳栄vs盛岡大附

2017.08.20

2桁安打2桁得点。強打の花咲徳栄が初の準決勝進出

 埼玉県大会7試合で69得点。爆発力を秘める打線の力は甲子園でも発揮され、花咲徳栄は3試合で28得点を挙げていた。

 自慢の打線はまず2回、野村 佑希(2年)がレフトスタンドに大会第64号となる本塁打を放ち1点を先制。直後に同点とされるが3回と4回に1点を奪い、リードすると5回につながった。

 太刀 岡蓮(3年)、千丸 剛(3年)の連打から満塁とすると須永 光(3年)が死球を受け押し出し。さらに高井 悠太郎(3年)が2点適時打、小川 恩(3年)も適時打で続いて4得点。6点差をつけ試合の主導権を完全に握った。

 盛岡大附の先発・三浦 瑞樹(3年)は、4回まではピンチを招いても最少失点で凌いでいたが、3回目につかまった。

 6回からは互いに無得点のイニングが続いたが9回、花咲徳栄は高井の適時三塁打などでダメを押し3点を追加。2桁得点を挙げた。

 投げては、綱脇 慧(3年)が8回を投げて6安打1失点。四球を1つも与えずしっかり試合のリズムを作り、最後は清水 達也(3年)が締める。春夏通じて初のベスト4に進出した。

(文=小中翔太

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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