神奈川準決勝!横浜vs桐光学園、日大高vs東海大相模の見どころをチェック!
安里海(東海大相模)
28日、神奈川大会準決勝が開催される。激戦区・神奈川の4強まで勝ち進んだのは、横浜、桐光学園、日大高、東海大相模となった。今回はそんな2試合の見どころを紹介していきたい。
横浜vs桐光学園
近年、長く死闘を演じてきた両校の対決。ここ2年続けて準決勝で対決したが、3年連続で対戦が実現。2015年、2016年ともに横浜が制しているが、横浜は、増田珠、万波中正の両主砲が5回戦でアベックホームランを打つなど、打線好調。桐光学園は投手陣に不安を抱えており、横浜打線がいきなり火が付くと、試合の主導権を握る可能性がある。しかし桐光学園も県内トップクラスの破壊力を秘めた打撃力を誇る。準々決勝では慶應義塾投手陣を攻略した。横浜が勝利するとすれば、早めに試合の主導権を握り、そのまま逃げ切り、桐光学園は打撃戦を演じていきたい。
日大高vs東海大相模
東海大相模は、4番森下翔太が準々決勝で特大弾2発と打撃好調。小松 勇輝門馬 大など強打者が多く揃っており、一気につながれば大量点が期待できる。一方、投手陣ではエース・安里海の安定感が増し勝てる投手となってきた。また大和田 聖人、齋藤 礼二といった控え投手の力量も高く、全国トップクラスの戦力層の厚さ、緻密な試合運びで、厳しい試合を乗り切ってきた。早めに試合の主導権を握り、自分のペースにもっていきたい。
一方、日大高は、2年生右腕・北野 秀造のピッチングにかかっている。北野は直球の球速こそ130キロ台前半だったが、要所で低めへの変化球の精度が抜群。東海大相模打線相手にどんなピッチングを見せるのか。打線は上位下位と切れ目のない打線で、5回戦で、神奈川県ナンバーワンピッチャー・本田仁海(星槎国際湘南)を攻略した打線であり、その自信が東海大相模投手陣を攻略することができるのか。
(文・構成:河嶋 宗一)