Column

大分舞鶴高等学校(大分)

2017.06.19


整列している様子(大分舞鶴)

全員が盗塁できるチーム!

■大分舞鶴はどんな学校?
 1951年に開校し、2010年に創立60周年を迎えた大分舞鶴高校。文科省にスーパーサイエンスハイスクールとして指定されている高校だ。

■Thinking Baseballで甲子園!
 今年のチームのウリは「機動力野球・走塁技術・そしてThinking Baseballです」と主将の馬見塚 涼平主将は話す。このウリで目標である甲子園出場を目指している。新チームは一つ上の代から出ている選手が多く、夏に勝ち抜くことをテーマにスタートした。

■打力を上げないと勝てないと痛感した秋
 
馬見塚主将が印象に残っている試合に、秋の九州大会予選杵築戦を挙げた。「終盤まで0対で進み、最後に打たれて負けました。やはり打力を上げないと勝てないと思いました」と課題が見えた試合だった。
このオフシーズンは隣の人よりも1回でも多く練習をするという「+1」をテーマに練習してきた。

■活躍してきた選手を紹介!
 この1年活躍してきた選手に益川 和馬を挙げた馬見塚主将。「チームがなかなか打てないときに我慢して0点に抑えてくれました」とコメント。また、夏のキーマンは柴尾 龍一郎だろうとも話す。そしてこのチームは全員が様々な形で盗塁できる。夏の大会で全員盗塁することに期待だ。

■悔いの残らない夏
 夏に向けて、個々のスキルアップをテーマに練習する大分舞鶴野球部。馬見塚主将は「悔いの残らない夏にします!」と宣言した。

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[page_break:夏休みを甲子園で潰す??]

夏休みを甲子園で潰す??

ここからは益川 和馬副主将(3年)と松田 大輔副主将(3年)にお話を伺いました。

Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。

益川:守備力と、夏バテしない体力です。
松田:内野陣の技能アップです。

Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください

益川:1年生のときの秋の県大会で決勝の舞台に立てたことです。
松田:秋の九州大会予選のベスト4をかけた試合で最後に勝ち越されてしまったことです。

Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!

益川:三振を取りにいくときのピッチングです
松田:守備や打席、ベンチの中でも全力で声を出しているところです。

Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?

益川:チャンスをつかんだら流れが止まらなくなるところと、考える野球をしていることは負けません。
松田:考える野球をしていることです。少ない練習時間で効率的に練習を行っています。

Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください

益川:悔いの残らない大会にします。
松田:甲子園に行き、夏休みを甲子園で潰したいです。

益川選手・松田選手、ありがとうございました!

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[page_break:共に戦う仲間を信じて]

共に戦う仲間を信じて

  ここからは花田 修監督にお話を伺いました。

Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。

 精神面では普通科進学校の生徒の気質か、勝負に淡泊なところがあったので、新チーム結成時から「負けず嫌いのチーム作り」を目指してきました。技術面では基本に忠実な守備、どのような投手にも柔軟に対応できる打撃、積極的な走塁を目標に掲げ、取り組んできました。

 夏に向けては「図太さを持ったチーム」を目指しています。どのような状況においても、堂々と自分の力を出し切るようになってほしいです。

 常に考えることを求めてきました。また、様々なプレーに本校なりの基準を設け、検証しながら形作ってきました。本番でシンプルにプレーできるところが強みだと思っています。

Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!

 まずはこれまで積み重ねてきた練習を信じなさい。そしてその練習に取り組み、様々な技術や精神力を身に着けた自分を信じなさい。最後に、ともに戦う仲間を信じなさい。そして一緒に行こう…甲子園へ!!

花田監督、そして大分舞鶴野球部の皆様、ありがとうございました!


今年も大好評!
僕らの熱い夏 特設ページ
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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