県立都留興譲館高等学校(山梨)
大会の様子(都留興譲館)
走攻守を磨き、上位に食い込む!
■都留興譲館はどんな学校?
山梨県都留市にある山梨県立都留興譲館高等学校は、県立谷村工業高校と県立山梨桂高校を再編し、県東部地域の総合制高校として2014年に開校。現在は普通科、英語理数科と工業科(機械工学科、電子工学科、制御工学科、環境工学科)が設置されている。野球部は創部以来、苦しい戦いが続いていたが、昨秋の山梨県大会では1回戦で甲府南に勝利を挙げると、続く峡南戦も制してベスト16まで勝ち上がった。
■都留興譲館野球部の紹介
現在、野球部は2年生15名、1年生17名の計32名。現チームは「向上心が高く、前向きに練習に取り組んでいる」と、羽田 留維選手。野球部は専用グラウンドを所有しており、この冬は筋力アップと個々のレベルアップを目標に掲げて練習に励んでいる。
■都留興譲館を引っ張る選手は?
馬場 大樹投手は相手がシード校であっても、落ち着いてアウトを積み重ねていけるタイプ。センターの羽田選手は難しい飛球も処理できる俊足が武器だ。また、チームを明るく勇気づける野武 冬馬主将は冷静で思い切りが良いところも持ち味だ。
■秋季大会で得た手応えと課題
「投手は、自分の役割が果たせていたが、打線が援護できなかった」と秋季大会を分析する羽田選手。「ピッチャーの馬場と秦は確実に力をつけて充実しているので、あとは強豪チームとの対戦でも通用するように機動力と打撃力を磨き、確実な守備力を身に付けて上位に食い込んでいきたい」
■この冬の意気込み
オフシーズンはベースランニング、ラダーステップ、タイヤ押し、手押し車の4種類のサーキットトーレニングなど、つらい練習にも励むという都留興譲館。羽田選手は「個人個人のレベルアップがチーム力向上に繋がるので、優勝の裏付けになるようなトレーニングに取り組んでいきたい」と意気込む。
大会の様子(都留興譲館)
つらい練習も楽しく取り組めるチーム!
ここからは、野武 冬馬主将(2年)と馬場 大樹副主将(2年)の二人にお話を伺いました!
Q. 秋季大会で見つけた課題を教えてください。
野武:後半、集中力がなくなっていくところと、捕手としてピッチャーへの声かけが足りなかったところです。
馬場:6回くらいからスタミナがなくなってしまい、コントロールと球威が今ひとつなのが課題です。
Q. この冬に上達させたいポイントはどこですか?
野武:体作りに励んで、スイングスピードを向上させたいです。
馬場:下半身を強化してスタミナをアップさせ、球速も10キロ上げたいです。
Q. 野球をする上でのモットーや好きな言葉はありますか?
野武:「感謝」です。
馬場:「継続は力なり」です。
Q. では、チームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。
野武:元気の良さと、個人個人がしっかりと自分の課題や目標を持ち取り組めているところです。
馬場:つらい練習も楽しそうに取り組み、それぞれが向上心を持っているところです。
Q. 最後に、このオフシーズンで「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!
野武:相手チームのピッチャーがもの凄く良かったとしても、必ず打てるバッターになります!
馬場:相手バッターが分かっていても打たれないように速球、変化球に磨きをかけます!
野武選手、馬場選手、ありがとうございました!
[page_break:メンタルの強さと忍耐力を植え付ける練習を繰り返す]大会の様子(都留興譲館)
メンタルの強さと忍耐力を植え付ける練習を繰り返す
最後に、山口 和重監督にお話を伺いました!
Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされて来たのでしょうか?
接戦で負けないチームをイメージして指導しています。具体的にはメンタルの強さと忍耐力を植え付けるような練習メニュー、ミーティングを繰り返し行っています。
Q. 最後に、厳しい冬の練習に挑んでいる選手たちにメッセージをお願いします!
思ったらとことんやる。反省を絶対に忘れない。周りから尊敬される選手になれ!
山口監督、そして都留興譲館高校野球部の皆様ありがとうございました!
今年も大好評!
【冬が僕らを強くする 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!