【兵庫決勝】明石商vs市立尼崎と公立校同士のファイナル!兵庫の頂点に立つのはどっち?!
明石商vs市立尼崎と公立校同士の決勝戦に!
上:吉高壮(明石商) 下:平林 弘人(市立尼崎)
明日、7月28日13:00より[stadium]明石トーカロ球場[/stadium]にて162チームが参加した兵庫大会の決勝戦が行われる。
今大会も数多くの熱戦が繰り広げられた兵庫大会。ここまで勝ち上がってきた明石商・市立尼崎の軌跡を振り返る。
■明石商
準決勝 3 – 1 神港学園
準々決勝 5 – 4 神戸国際大付
5回戦 2 – 1 北条
4回戦 6 – 0 高砂
3回戦 4 – 0 関西学院
2回戦 9 – 1 市立神港・神港橘
2回戦以降、コールドゲームがない明石商。どれだけ厳しいブロックに入ったかが伺えるだろう。エース・吉高壮は全試合登板。リリーフとして投げているが、ここまで16日から27日まで6試合登板をしている。相当な疲労がたまっているはず。そこに打線がどれだけこたえられるか。打線は長打力ではなく、つなぎの野球で勝負。抜け目のない走塁、小技と鍛えられており、決勝戦でも発揮できるか。二季連続甲子園出場と初の夏の甲子園出場へ力を出し切りたい。
■市立尼崎
準決勝 5 – 3 社
準々決勝 1 – 0 報徳学園
5回戦 2 – 1 西宮今津
5回戦 2 – 2 西宮今津 ※延長15回引き分け再試合
4回戦 7 – 3 長田
3回戦 3 – 0 福崎
2回戦 9 – 0 夢前
対する市立尼崎はなんと再試合含めて8試合戦っている。だが、準々決勝で報徳学園を1対0で完封勝利を果たしているように、勝ち進むごとに試合内容が良くなっている。その原動力となっているのはエース・平林弘人、打線では藤井 倭が起点となって点を重ねている。投打の軸がしっかりとしたチームだ。
今年は公立3校がベスト4に進出するなど、改めて公立校の底力を感じる年となった。ぜひ決勝戦に相応しい好勝負を見せてほしい。
■今大会ベスト16進出チーム
神戸国際大付・兵庫商・兵庫市川・市西宮・神港学園・滝川二・明石商・北条・市尼崎・西宮今津・報徳学園・東播磨・社・兵庫滝川・明石南・三田松聖
■高校野球ドットコム編集部が独断で選ぶ今大会のハイライト試合
第1位 2回戦 報徳学園vs須磨翔風
「報徳学園、好投手・才木を打ち崩し初戦突破」
第2位 3回戦 市立尼崎vs長田
「園田攻略に成功した市立尼崎が8回にビッグイニングを築き快勝!3年ぶりの16強入りを果たす!」
第3位 4回戦 神戸国際大附vs西脇工
「140キロ超えが3人!4回戦とは思えないハイレベルなゲーム!」
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