Column

浪速高等学校(大阪)

2016.07.11


集合写真(浪速高等学校)

1つのミスを無くし、ベスト8を目指す

 浪速高等学校は、大阪市住吉区にあり神社神道を建学の精神とする高等学校。卒業生には、現プロ野球選手の大引 啓次選手や近藤 大亮選手など各界に多くの著名人に輩出しています。野球部においては、1991年2001年に春の選抜に出場していて2001年にはベスト8まで勝ち進んでいます。

 現在野球部は3年生45人、2年生38人、1年生36人の計119人で活動しており、平日の練習時間は16時から19時頃まで日々励んでいます。グラウンド環境は、学校とは別場所に多目的グラウンドがあり他部活動と共用で使用するため週3日しか使えず、大和川などで走り込みやバントなどを中心に練習をしています。また、名物練習の1つでもある5ヵ所バッティングでバットを振り込み、強いスイング力を身に付けています。今年のチームのウリは、「守備力・バント力・投手力」この3つで、チームのキーマン選手は、打撃が良い中口 輝人選手と中井 裕斗選手、守備の要である木村 大二郎選手、投手陣を支える中村 一登選手の4人です。

 浪速を引っ張る主将の山本 裕滉選手について新チームがスタートしてからのエピソードを伺うと、「夏の長崎遠征と春の名古屋遠征で全国レベルのチームと対戦したことです」と語ってくれました。春の大会試合レポート)については、「接戦を全員で守り抜いて勝利したことと1つのミスで試合が決まるということを学びました」と課題と収穫を明確にしていました。

 細かいミスが積み重なってしまった春の大会を糧に、夏の大会について意気込みを伺うと、「ベスト8まで目指して、今まで以上に長い夏にしたいです」と決意を固めてくれました。また夏に期待する選手として挙げてくれたのは、「中口 輝人選手・木村 大二郎選手・中村 一登選手です。この3選手は、大事な場面で走攻守でチームに貢献してくれるます」と期待を寄せていました。

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[page_break:自分たちの野球を貫き、2年半の集大成を]

自分たちの野球を貫き、2年半の集大成を

 ここからは浪速の主将山本 裕滉選手と、副主将の木村 大二郎選手にお話を伺いました!

Q. 夏の大会目前ですね!大会では自分のどんなところに注目してほしいですか?

山本 裕滉(以下「山本」):バントと守備力です。
木村 大二郎(以下「木村」):守備力に注目してください!

Q.鉄壁な守りをを楽しみにしています!お2人は、引退までに対戦したい高校などはありますか?

山本:春の大会のリベンジをしたいので東大阪大柏原です。
木村:昨年の(試合レポート)のリベンジで大阪商大堺ですね。

Q. この夏勝ち進んで、その対戦を叶えてくださいね!ところで、お2人は高校野球のどんなところが好きですか?

山本:一人の力では無理でも全員で協力すればゲームの流れが変わる所です。
木村:全員の気持ちが試合を動かすところ!

Q. 高校野球ならではの魅力ですね。最後に、今年の夏はどんな夏にしたいですか?

山本:相手がどうであれ自分たちの野球を貫いて一戦一戦必死に戦っていきたいです!
木村:最後まで諦めず、2年半の集大成を見せます!

 山本 裕滉選手、木村 大二郎選手ありがとうございました!最後の夏を思いっきり楽しんでください!

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[page_break:最後まで、諦めない!]

最後まで、諦めない!

池澤 和宏監督に質問!

Q. 夏に向けてどんなチームに作り上げてきましたでしょうか。このチームの強みを教えてください。

 下級生の時より、経験が少ないチームなので色々なチームにチャレンジさせ、粘り強いチームを目指してきました。去年のチームは個人の能力が高かったですが、今年のチームは足らないところをカバーできる選手が2人以上います。

Q. 最後に、夏に燃えるチームへ向けてメッセージをお願いします!

 最後まで、諦めない!

 池澤 和宏監督、そして浪速高校野球部の皆様ありがとうございました!夏の活躍を楽しみにしております!


今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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