関市立関商工高等学校(岐阜)
集合写真(関市立関商工高等学校)
チームの団結力が自慢!
岐阜県関市桐ヶ丘にある、関市立関商工高等学校は、俳優の綾野 剛さんの出身校として話題になりました。また、ラグビーの強豪としても有名です。
野球部も2011年、夏の甲子園に出場経験を持つ強豪。最近メキメキと力を付けている岐阜県勢の中でも今春準々決勝まで勝ち進むなど切磋琢磨しています。そんな関商工野球部は現在、3年生33人、2年生22人、1年生19人に、それぞれマネージャーが2人ずつというメンバー。「野球部全員で戦う夏」を目指し、学校のそばにある野球部専用グラウンドで平日は16時から21時ごろまでみっちりと練習を続けています。
「L→L」と呼ばれるポール間ダッシュ。101階段ダッシュといったメニューにプラスして、加圧トレーニングで下半身を鍛えているよう。こんなキツいメニューを日々こなすチームのストロングポイントを平賀 広大主将に聞いてみると「次の塁を狙う姿勢と粘り強さ。そしてチームの団結力を見てほしい!」とのこと。
団結力の強さは厳しいトレーニングの賜物かと思いきや、実は話し合いの成果。選手1人1人が思っていることを素直に話し合い、チームとしての団結力やお互いの存在感を深めることが出来たといいます。
期待の選手は「部員全員!」と平賀主将は教えてくれましたが、それでもあえて聞いてみたところ前川 琉聖選手と村井 駿斗選手、両投手の名前が出てきました。前川投手は左の本格派、村井投手は右のサイドハンドと、関商工にはタイプの違う投手陣が揃っているようです。
声でチームの士気を高め、引っ張る!
ここからは関商工の白木 貫太副主将と和田 拓巳副主将にお話を伺いました。
Q. お2人にとって高校野球の面白いところってどんなところですか?
白木 貫太(以下「白木」):自分もそうなのですが、1プレーにかける想いが強いところです。
和田 拓巳(以下「和田」):それに、最後まで何が起こるのか分からない!
Q. やっている皆さんがそう感じるんですから、見ている方はもっとです(笑)。お2人はプレーのどんなところを見てほしいですか?
白木:最後まで諦めないというプレーを見てほしいですね。
和田:自分の声でチームの士気を高め、引っ張る姿を見てほしいです。
Q. 試合中は声にも注目ですね!そうやって士気を高めたチームで対戦してみたい学校はありますか?
白木:甲子園常連校のレベルを実感してみたいので、大阪桐蔭です。
和田:健大高崎も対戦したいです。機動破壊の破壊力を見てみたいですね!
Q. どちらも人気チームですものね。みなさんとの対決は迫力がありそうです。その2校と戦うためにも、この夏の目標を教えてください。
和田:やってきたこと全てを出し切り、全員野球で甲子園に出場する最高の夏にしたいです。
白木:チーム一丸となって、甲子園で必ず校歌を歌います!
ありがとうございます!関商工のチーム一丸となっての戦い、期待できそうです!
[page_break:思い切り良く、悔いのない夏に]思い切り良く、悔いのない夏に
■洞口 哲二監督に質問!
Q. 関商工の強みはどんなところでしょう?
粘り強さと一生懸命なところです。プレーの面では、打撃、攻撃力があるというのが強みですね。
Q. 攻撃力と粘り強さが同居できるのは大きいですね。一生懸命頑張る選手達にメッセージをお願いします。
悔いを残さないよう毎日を過ごし、思いっきり良く試合をして欲しい!
洞口監督、ありがとうございます!チーム一丸となって戦う関商工の夏、要注目ですね!
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