【秋季九州大会】秀岳館、海星が決勝進出!準決勝2試合を徹底レポート
逆転勝利した海星!
【秋季九州大会】秀岳館、海星が決勝進出!準決勝2試合を徹底レポート
10月28日、第137回九州地区高校野球大会は準決勝2試合が行われた。
第137回九州地区高校野球大会第4日は10月28日、鹿児島市の[stadium]県立鴨池球場[/stadium]で準決勝2試合が行われた。
第1試合では秀岳館と日南学園が登場。秀岳館は初回、一死満塁と先制のチャンスに5番・堀江航平(2年)がセンター前に2点タイムリーを放った。7番・天本昂佑(2年)にもレフト前タイムリーが出て、初回で3点を先取した。
2回は二死からエラーと盗塁で得点圏に走者を進め、3番・木本凌雅(1年)のライト前タイムリーでそつなく4点目を挙げ、序盤で主導権を握った。
日南学園は4回に反撃。一死一二塁のチャンスを作ると、7番・芳賀憲伸(1年)がセンターオーバー二塁打を放って1点を返したが、秀岳館の投手陣が後続を断ち、1失点でしのいだ。
さらに秀岳館は7回表に追加点を入れ、その裏からエース有村大誠(2年)をリリーフに送り、日南学園に反撃の機会を与えず、5点差を守り切った。
決勝進出を決め秀岳館は独特の打法を取っている。追い込まれたら、打席の後ろに立ってノーステップで打つ。これはチームの決まり事。この打法はかつて社会人野球の指導者をしていた鍛治舎監督が日本代表コーチをしていた時、海外のチームと対戦した時に編み出したという。これは外国人投手の剛球に対抗するために編み出した打法だという。そんな独自の取り組みをする秀岳館の試合をチェック!
第2試合は鹿児島実が長崎海星の先発・春田剛志を打ち崩し、初回に4点を先制。しかし1回途中からリリーフした長崎海星の2番手・土谷 一志が好投を見せる。その好投の土谷を打線が援護。5回裏に一挙5点を入れて逆転に成功し、6対5で競り勝った。今回は逆転勝利した長崎海星と地元・鹿児島開催で、優勝を目指していた鹿児島実業と、両サイド側からこの試合を振り返っていきたい。
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