県立美里工高等学校(沖縄)
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今回の美里工の野球部訪問では、2ページ目に『フォトギャラリー特別Ver.』と、元気の良い選手たちの熱いメッセージが聞ける『Player’s Voice』も配信!盛りだくさんの野球部訪問でお届けします!
合言葉は「待ってろよ!甲子園」 初出場の美里工(沖縄)
2013年、沖縄県高校野球史で11年ぶり5校めとなる新人中央大会と秋季県大会の2冠を達成した美里工。1956年(日本高野連加盟)から始まった沖縄県高校野球史で、同じ年の新人中央大会と秋季県大会を制したチームは少なく、過去には1975年の豊見城(栽監督)、1981、86、97年の沖縄水産(栽監督)、1995年の浦添商(盛根監督)と2002年の宜野座(奥濱監督)の4校のみだった。
つまり選抜を2度制した沖縄尚学や春夏連覇を達成した興南の私学2強でさえ、その2冠に手が届いていないほどの難関なのだ。
加えて、美里工はその前年の1年生中央大会も制しており、新人中央大会と秋季県大会を合わせた、誰もなし得ていない史上初の3冠を達成している。
その強さは本物で、九州の強豪、好投手、強打者を抑えて決勝へ進出。3対4で惜しくも沖縄尚学に敗れたが、堂々の準優勝で選抜の切符を勝ち取った。
美里工の知名淳部長は、
「やはり全国でもトップに入る打率を残した神田 大輝(新3年)の出塁率がカギを握るでしょう。でも外野手だと宮城 諒大(新3年)、松堂 正(新3年)に前原 信元(新3年)と力が拮抗している選手がいるので、例えば神田が選抜前に調子を落としてしまったとしても、補うことは出来る。
元々1人に頼る打線ではなく、みんなが繋いで勝ってきた。多くの選手が秋よりもレベルアップしている」とチームの強みを語る。
高江洲 大夢主将(新3年)は選抜大会に向け、
「全国は凄い選手も多いと思います。チャレンジャー精神を忘れずに一戦必勝で戦います」と力強く話した。
九州大会の大分商、長崎創成館、神村学園で27イニング1失点が示すように、秋の防御率0.90の伊波 友和投手(新3年)と同1.08の長嶺 飛翔投手(新3年)の強力な2枚看板と堅守が売りの美里工だが、打率5割超えの神田 大輝選手や、長打率.647の宮城 諒大選手、勝負強い花城 航選手(新3年)など、その打線にも注目が集まる。
聖地初出場だが、明るいナインは緊張感よりも楽しみにしている部分が多い。合言葉は「待ってろよ!甲子園 」だ。
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(文・写真 當山 雅通)
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