試合レポート

樟南vs鹿児島南

2013.05.28

樟南が投打で圧倒

 樟南が投打で鹿児島南を圧倒し、コールド勝ちした。

 初回、3番・今田典志(3年)のセンターオーバー三塁打、4番・緒方壮助(3年)の犠牲フライと、今大会好調の3、4番が幸先よく打点を挙げて2点を先取した。5回には、今田、緒方が連打でチャンスを作り、7番・北郷健太郎(3年)がセンターオーバー三塁打で返すなど、打線が上位から下位までムラなくつながった。

 マウンドはエースナンバーの川畑勇気(3年)が今大会初先発。2回戦・鹿屋中央戦ではリリーフに失敗した汚名返上を期した。初回、2つの四球にけん制悪送球で二死一二塁とピンチを背負い、5番・中﨑慶二郎(3年)にセンター前ヒットを打たれたが、中堅手・池田大志(3年)の好返球でタッチアウト。先制のピンチを好守に助けられてしのぐと、尻上がりに調子を上げた。4回一死一二塁の場面では、送りバントを一塁手・北郷が好フィールディングで三塁フォースアウトをとった。堅守に支えられた川畑は7回を無失点で切り抜けた。

 8回裏一死一二塁とすると、代打の1年生・高野竜吾がセンター前タイムリーを放ち、試合を決めた。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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