Column

岩手高等学校(岩手)

2012.07.07

僕らの熱い夏

今年のチームについて

■今回取材に答えて頂いた球児
伊藤 聖崇(いとう きよたか)
(学年:3年/ポジション:センター/役職:主将)

Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)は何ですか?

守備からリズムを作り、打撃に繋げ、足を使い、少ない点で勝利します

Q. 昨年秋の新チーム結成後から、チームが一番成長したなと感じる部分はどこですか?

技術面も成長したと思いますが、一番成長したと思うのは人として成長したと思います。生活面や授業態度、学校では生徒の手本となるように行動しています。
最近では、一人一人が、人が嫌がる仕事や、当たり前のことを当たり前に出来るようになり、全ての物事に対する取り組む姿勢が変わり、一人の人間として成長できていると思います。

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チームメイトを紹介!

Q. この夏のキーマンになるかもしれない仲間。もしくは春の大会、またはここ最近の練習試合で、結果を残している(調子の良い)仲間を紹介してください!

2年・鈴木 健太郎
2年・千葉 拓也

Q. 上記で紹介していただいた彼はどのような活躍を試合でみせたのでしょうか?

・鈴木は長打力がありチームの中で最も足が速く、ホームランも打っています。
・千葉はヒットを量産し、チャンスで必ず打ってくれて、打率も最近は4割以上打っています。

Q. 続いて、いつも元気な(声が大きい、盛り上げ役など)そんな仲間を紹介してください。

3年・亀谷 亮太
2年・川村 裕太
1年・坂本 廉

Q. 彼は普段、練習や試合でどう盛り上げてくれますか?

3人とも練習でも試合でも、チームの誰よりも声を出し、声かけを怠らないで、常に全力で盛り上げてくれます。

最後の夏への意気込み!

Q. 最後に3年生にとっては最後となる夏の大会。どんな夏にしたいかなど、思っていることを自由に教えてください。

 昨年の秋、自分達同級生の技術は、卒業していった先輩よりもかなり落ちてしまい、盛岡地区でも最弱でした。しかし、今まで厳しい練習にも耐え、自主練習や生徒同士でのミィーティングなどは他の高校よりもしてきたと自信を持って言えます。辛いこともあった、苦しいこともあった、泣き合ったりもしました。
 そんなチームですが、春季地区予選では、県ベスト4の盛岡第三高校に延長戦までいき1点差で負けました。
本校のモットーである「石櫻精神!!」盛岡の名所・石割桜の様に、苦しかったけれども、必ず花咲くように、必ず夏の大会では奇跡をおこします。

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指導者が語る!このチームの強み

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■今回取材に答えて頂いた指導者の方
吉田 司 (よしだつかさ)監督

Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきましたでしょうか。夏に向けてどんなチームを目指してきたでしょうか。このチームの強みを教えてください。

 新チームに変更になった時点で、前学年と夏を経験した選手は2年生の伊藤のみ。しかもその時点で2年生は6名(うち選手として試合に出られるであろう人数は3名)であった為、1年生主体のチームを作らざるえなかった。更には経験したことのないポジションを任せなければならないというポジションが4カ所位あった。
 まず生徒全員に、秋は絶対に間に合わないから夏に勝てるチーム作りをしていくよと話しました。夏休みにはほとんどが基本の反復練習のみに費やした為、秋の地区予選はやっぱり勝てませんでした。練習試合で勝てるようになってきたのは秋の大会後の10月中旬頃からの練習試合で、県大会に出場したチームにも勝てるようになってきました。
 昨年のチームは野球の技術はあったが気持ちが弱かった。学校生活も良いとは言えなかった。冬のシーズン中の練習で、キャプテンの伊藤から、チームを変えたいと話があり、学校の挨拶、挨拶の仕方から、練習の方法など(たとえばキャッチボールの声かけなど)自分達が出来ることを徹底的に追求して行う事を生徒自らが提案し実際やってみる。そして最後に生徒間でのミーティングを行う。などの成果から春の大会では県大会に出場は出来なかったが、今までやってきた成果は充分に結果として出たのではないかと思いました。
 まだまだ2年生主体のチームで少しのミスから負の連鎖が始まるのだが、自分達の出来ることを全力でやる。自分のポジションは責任を持って処理する。欲を出さずに自分の出来る範囲のバッティングをする。そういうことの積み重ねで勝つ野球を目指して行きたいと思っています。目指すは甲子園ですが、まず目の前の敵を一つずつ倒していきたいと思っています。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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