Column

県立北村山高等学校(山形)

2012.07.05

僕らの熱い夏

今年のチームについて

左から大江選手、田村選手、岸選手

■今回取材に答えて頂いた方
遠藤 春菜(学年:2年/役職:女子マネージャー)
佐藤 ちなみ(学年:2年/役職:女子マネージャー)

Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)は何ですか?

いつもそうなのですが、挨拶・笑顔・全力疾走です。今年も、どんな時でも明るく元気に戦います。

Q. 昨年秋の新チーム結成後から、チームが一番成長したなと感じる部分はどこですか?

たくさんの経験や、たくさんの方々からのご指導により、精神面で大きく成長したと思います。また、いろんな思いが詰まったチームになってきました。

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チームメイトを紹介!

安達 大樹 投手

Q. この夏のキーマンになるかもしれない仲間。もしくは春の大会、またはここ最近の練習試合で、結果を残している(調子の良い)仲間を紹介してください!

大江祐樹、岸悠輝、田村誠海、安達大樹(以上2年)
八代光矢、長島剛史(以上1年)

Q. 上記で紹介していただいた彼はどのような活躍を試合でみせたのでしょうか?

まずは『3人の主将』です。
新チーム結成以降、大江祐樹(2年)が主将を務めていましたが、3月より岸悠輝(2年)が主将に就任。そして春の大会後、田村誠海(2年)が主将となりました。チーム内のバランスなどでこれまで3人が主将を務めています。その3人がそれぞれに持ち味を発揮してチームを引っ張ってくれています。
また、1年生4番八代光矢にも注目です。春の大会からスタメンで出場していますが、大会後はずっと4番を打っています。長打力もあり、しぶとい打撃が特徴です。
投手陣はエースの安達大樹が安定感を増しました。そして1年生右腕長島剛史が台頭、中継ぎエースとして試合を作れるようになってきました。

Q. 続いて、いつも元気な(声が大きい、盛り上げ役など)そんな仲間を紹介してください。

主将の田村誠海と結城圭基(2年)です。

Q. 彼は普段、練習や試合でどう盛り上げてくれますか?

2人とも甲高い大きな声でチームを引っ張ってくれます。ピンチになっても笑顔でブラックジョークを言ってくれ、チームを明るくしてくれます。

最後の夏への意気込み!

Q. 最後に3年生にとっては最後となる夏の大会。どんな夏にしたいかなど、思っていることを自由に教えてください。

3年生はいませんが、先日監督さんから全員『3年5組』だと思って生活しなさい、野球をしなさいと言われました。本校は各学年4クラスなので、『5組』ということです。
私たち野球部は学校を背負って立つ存在となり日常をきちんと生活すること、そして負けられない『最後の夏』という思いを持って戦おうということです。応援して下さったり、支えていただいている方々の思いを胸に、笑顔で明るく、元気に全力疾走、北村山の野球を精一杯やりきりたいと思います。
安達大樹・大江祐樹・大場俊輝・岸悠輝・鈴木拓也・田村誠海・山科裕人・結城圭基・遠藤春菜・佐藤ちなみ・五十嵐一輝・工藤功輝・黒坂裕太・斉藤良郁・相馬洸矢・長嶋剛史・浪波利典・八代光矢・大場秋穂・柿崎風音・高橋雪那、以上21名みんなで、最高の笑顔で戦います。

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指導者が語る!このチームの強み

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■今回取材に答えて頂いた指導者の方
石井 貴之監督

Q. 最後に3年生にとっては最後となる夏の大会。どんな夏にしたいかなど、思っていることを自由に教えてください。

一昨年は13人、昨年は19人と少人数ながら、2年連続で夏のシード権を勝ち取った先輩方が引退し、残ったのは1年生だけでほぼ0からのスタートでした。
しかし彼らは根気強く逞しく、この冬も250cmの積雪に耐え、しっかりと北村山の野球を継承してくれています。パワー不足・技術不足は否めませんが、あらゆる取り組みを行ってきました。優しく、真面目な選手たちが多いため、戦う姿勢を前面に出すことを選手たちには言い続けてきました。ずばり強みは練習量と実戦経験です。一人ひとりが非常に経験豊富です。
また、全員の意思統一が早いことも特徴の一つです。人数が少ないという利点を徹底して利用し、束になって戦うこと、そんなチームを目指してきました。結局、真面目に一生懸命取り組んだという事実は、最終的に何にも勝る『強み』になると思います。日常生活と野球とを一体化し、『野球人』としての資質の向上に努めてきました。今夏も笑顔と全力疾走で熱い夏にしたいと思っています。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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